淫ら華-8
コンドームに入った四個のピンポン玉のうち、中の二個がエリカが動く度に、動きに合わせたようにコロコロと動き、エリカの肉襞を刺激した。
蜜壷からはみ出したピンポン玉が、エリカの敏感になったクリトリスを刺激し、エリカの動きに合わせたようにピンポン玉が膣口から出入りし、エリカに快感を与え、エリカを捕らえ放さなかった。
駐車場から店内へ歩くたびに、エリカの肉体に甘い刺激が走り、彼女自身にピン球を意識させた。
「あ、あの、ご主人様、ピンポン玉が、、」
エリカの言葉が途切れ、羞恥に耐えるように唇を噛んだ。
「ああ、ピンポン玉が効いてるんだね。もう少しだよ、エリカ。見えたね、あそこから入るんだよ。」
(ふふ、良く我慢してるな。明日までに、完全に奴隷にしなきゃな。 楽しませてもらわなきゃな。)
エリカの肉体と思考の全てが痺れたように、彼女の中に埋め込まれた手製の淫具に集中し、言葉を奪っていた。
「あっ、はい、、」
上擦った声で答えるのがやっとだった。
店内はかなり混んでいたが、二人に目を向けるものはいなかった。
腰に手を回しエリカの身体を密着させながらワタルは、エリカの身体の感触を楽しむように、腰からヒップラインへ右手をユックリと動かした、
(お尻、やだっ、いえ、嫌いじゃないわ。でも、アソコが、、、)
エリカが何か言おうとしたが、
「良いヒップをしてるね、エリカ。こっちへいこうか?」
ワタルが少し離れたエスカレーターを指さした。
「えっ、あっ、はい。でも、恥ずかしいです。男の人とくるのは初めてですから、、。」
思わず答えながら、エリカは迂闊に答えた自分を呪っていた。
(ばか、何を言うてんの?お尻触られて喜んでるなんて、変態やない!けど、、いけん、あんたは、浮かれてるだけ!でも、、)
ワタルの手はヒップラインをなぞるよう動き、さらに、エリカのスカートの上からパンティラインに沿って指先で撫でるように動いた。
エリカの身体にゾクゾクするような感覚が走り、思わず自分がどこにいるか、一瞬忘れたようにぼうっとなっていた。
そんな彼女を支えるようにしながら、エスカレーターに乗ると、エリカにだけ聞こえるようにささやいた。
「エリカ、後ろから人が見てるよ。足を開いて右足を一段上にあげて見せて上げなさい。」