淫ら華-24
グチュッチュチュ、クチャッチャチュッとワタルの指先が捻るような動きで素早く不規則に、抽挿を繰り返す度に淫らな音と熱い透明な液体が滴り落ちた。
同時に、エリカの唇から淫らな悦びの声がこぼれた。
「ひぃ、ぃい、いい、、やっ、はぁ、、あっぁぁあ、、もっと、、お願、いぃぃ、、」
「ありゃりゃ、答えないくせに、自分の要求を出すんだな、エリカ!そんな答は必要ないんだ、さっきのお汁はなんだ、答えられないんなら、ご褒美はなしだな。フフフッ。」
言いながら左手の動きを落とし、中指の先だけを膣口に残し、全ての動きを止めた。
(あふぅ、なんで、、もっと、欲しい、、だめ、、身体が、熱、い、、私、、だめ、欲しい、、)
エリカの意識は快楽だけを求めることに支配され、蕩けそうな女の部分は未だに満たされない悦楽を求めた。
「あぁ、止めな、いでぇ、、続けて、、お願、いぃ、、もっとぅ、、」
「さっきの答えをちゃんと答えたら、もっと良いものやるよ。ご褒美をな。さっきの、お汁はなんだい?エリカ?」
最後の追い打ちをかけるつもりで、ワタルが言うと、エリカの腰が男の指を求めるように動いた。
ワタルの指先が避けようとしたが、一瞬遅く、エリカの膣口の中に中指と薬指が飲み込まれた。
果たされぬ約束を求めるように、ワタルの指先からの快楽をねだるように、女の腰が微妙に動き始めた。
「エリカ、オネダリかい?その前に答えなきゃ、これっきりだぞ。」
(そ、そんな、言えない、、けど、もっと欲しい、、このままなんて、いや、、)
ワタルの最後通告のような言葉に、エリカは混乱したまま、
「あ、はぁ、、さっき、の、、私の、、お汁ぅ、、ん、、」
ワタルの中で、黒い喜びが爆発した。
「ふふ、言えたね、エリカ。約束だ、ご褒美をやるわ。味わいな、初めての男をな。」
そう言うと、左手の指先を濡れ溢れる蜜壷から抜き、硬く力をみなぎらせ、たぎりそうな男根を膣口にあてがい、ユックリと挿入していった。
「あぐぅ、中に、、入ってるぅ、、ひゃう、、、」
エリカの中に待ち焦がれていた初めての感覚が捕らえた。
男根はエリカの濡れ溢れる蜜壷に殆ど抵抗もなく、根元まで深々と突き立てられた。
男根に肉襞が触れザワザワと蠢いた。
ワタルは蠢く肉襞の感触を楽しんでいた。