淫ら華-13
エリカの様子を見ながらワタルは、別の事を考えていたが、
「嬉しいね。普段から着けててくれるんや。けど、他の人にばれるで?」
「いえ、構いません。私、隠したくないんです。」
エリカの答えにワタルは、天にも昇る心地だった。
「良いんだね、エリカ。それなら、止めんよ。」
はいと、答えかけた唇を男の唇が塞ぎ、舌と舌が触れ合い求め合った。
唇を重ねながら、ワタルは小さなオモチャをポケットから取り出し、エリカのスカートの中に潜り込ませた。
「いやっ、なに?ん、、ん、、」
ヴヴー、とくぐもったモーター音が聞こえ、同時にエリカの女の部分に快感が走った。
同時にエリカの日本人形のような顔立ちが曇り、快感と羞恥に耐えるように眉間を寄せ、下唇を噛んだ。
「いやかい?いやなら、止めよか?」
エリカの変化を見ながらイタブルように聞いた。
しかし、ワタルの思惑をはぐらかすように、エリカの唇が動いた。
「う、うん、このままで、、お願い、、します。」
声を絞り出すようにエリカが答えた。
(だめ、この、ままじゃ、おかしくなっちゃぅ、、けど、、あかん、、あかん、、)
エリカの女の部分に埋め込まれたピン球にバイブレーションが伝わり、ピン球が小刻みに震えクリトリスに快感を送り込み、熱い蜜が溢れ内腿を濡らしはじめていた。
「ふふ、エリカ、もっと欲しいんやろ?その前に、エエことしてあげるわ。ふふふ。」
えっ、なに、戸惑うエリカに構わず、ワタルはエリカの左足首を青い縄で縛り、余った縄を助手席のウィンドウの上の取っ手を通し運転席のヘッドレストのパイプに巻き、縄をジリジリと引き上げエリカの足首が、ダッシュボードにかかるまで上げ縄を固定した。
「やっ、だめ、ご主人様、許して、、見られます。」
左足がダッシュボードまで上がり、タイトミニのスカートがめくれあがり、エリカの内腿の奥まで正面から丸見えになっていた。
あわててスカートの前を右手で押さえたが、あまり効果はなかった。
「だめだよ、ウソつきは嫌いだ。見られて濡らしてるだろ?それに、もっと見て欲しいんやろ、正直にしてあげるわ。」
「いやっ、だめ、、許して、、」
エリカの悲鳴のような抗議を無視して、ワタルは、ミニスカートの中で唸りを上げるおもちゃを手に取った。