淫ら華-11
会計を済ませるとペットショップを出て、食事をどこでしようか考えながら、ドラッグストアに向かいながら、エリカの手を握り腰に手を回した。
(えっ、な、なに?急になんで、でも、嬉しいかも、、馬鹿っ、やめなさい、、手を放すのよ、、)
エリカの心の動きを横目に見ながら、ワタルの足はドラッグストアのに向かっていた。
「あ、あの、ここ、薬の、ですよね?」
「あぁ、そうだよ。ちょっと欲しいものがね、あるんだ。」
(ふふ、わかるかな?まあ、わかればいやがるかな?楽しみやな。)
エリカは何を買うのか検討もつかなかったが、早く終わって欲しくなっていた。
ワタルは気にもしない風に、衛生用品のコーナーに行き、あるものを取り上げた。
「うん、これだ。エリカ、大丈夫かい?顔が赤いけど?」
「えっ、いえ、大丈夫です。あの、それは、なんですか?」
(ばか、なにを聞いてるの、あかんわよ、、けど、、気になる、、もう、アソコが、、)
エリカの蜜壷は、彼女の意思に関係なく熱く潤い、蜜が溢れ、彼女が動く度にピンポン玉が動き、同時にエリカに熱い刺激を与え、彼女を支配し始めていた。
「うん、これは丁字帯さ。簡単な褌(ふんどし)だよ。」
それだけ言うと、ワタルはレジに向かった。
(ふふ、効き始めてるな。食事をする余裕があるかな?)
褌という言葉を聞き、エリカの背中を冷たいものが走った。
「えっ、褌ですか?まさか、それは、なんに?ん、、」
(いけない、声が、、だめよ、、褌?まさか、、)
エリカの意思に逆らうように、言葉の間に吐息とも、言葉ともつかないものが、唇からこぼれた。
「あぁ、それはなぁ、エリカが身に付けるモノや。ふふ、車に戻ろうか?」
「えっ、あっ、はい、けど食事は?」
ドラッグストアを出て駐車場へ向かいながら、エリカの身体は疼くような淫具の刺激から、逃れられないでいたが、理性が辛うじて彼女を立たせ、歩かせていたが、限界が近づいていることをワタルに教えていた。
「うん、食事より先に二人っきりになれる場所に行こうか?その方がお前も我慢しなくてもええやろ、エリカ?」
まだ少し早いかなと考えていたが、彼女の答えは違っていた。
「はい、、お願い、します。私、も、ん、」
言葉は唇で塞がれ、途切れた。