出会ってしまった-17
エリカの理性はワタルの指示を否定しながら、肉体はワタルの声を求め、次の指示をジリジリと焦がれるように求める自分をとめられなかった。
「はぐぅ、、いい、気持、ち、ぃい、、ち、反対、乳首、、いぃ、、私、、変、、」
「乳首が気持ちエエんや、エリカ。お前は、ホンマにマゾやな。歯ブラシをクリに欲しいか、牝犬?」
(言い過ぎたかな?いや、この娘なら大丈夫やわ。)
ワタルは少し危ぶみながらも、エリカのマゾ性の高さを感じ、次のステップへエリカを導くつもりだった。
「ク、クリに、、歯ブラ、シィ、、欲し、いぃぃ、、く、下、さい、ぃぃ、、」
(だ、めぇ、、感じ、るぅ、、らめ、、えぇ、、)
エリカの理性の最後の欠片が吹き飛んでいった。
「あらま、クリに欲しいんや、歯ブラシクリにあてなよ、エリカ。」
ワタルの言葉にエリカは無意識に従う事を望んでいた。
エリカの右手は回転する電動歯ブラシの先端を、硬く尖り敏感になっているクリトリスにあてがった。
「ひっ、ぃう、、いぃ、あっ、ぁあ、、やっ、そ、そん、な、んん、、いっひぃ、、だめ、ぇ、、いっ、ちゃぅ、、んん、、」
エリカの全てが快感を求め、一気に昇り始めた。
ワタルの声が遠くから聞こえるように思え、ひたすら快楽だけを求める牝犬がそこにいた。
ヴィジュジュ、ヴィジュルル、歯ブラシが淫汁をかき回し、飛び散らした。
エリカの内腿は濡れて光り、床の畳に溢れ水溜まりを作った。
「エリカ、イキそうなんや。イカせて下さいって言うんだエリカ。」
エリカの喘ぎを聞きながらワタルは、エリカがすでにイッテいるなと感じながら、聞いている自分に驚き、エリカの答えを待っていた。
「いっ、いい、、イカ、、せて、く、ださ、いぃ、、お願、いぃ、、」
(あふ、だめ、、だめょぅ、、いぃ、、、)
エリカの中で本来のSと、目覚めたMが争い乱れた。
ワタルの中で悪魔の高笑いが聞こえた。
「ふふっ、イキな、エリカ。牝犬。」
「ひぅ、、いっ、、イック、ゥ、、ぅう、、ひぃっ、、く、ぅぅ、、いっ、ひっ、ぃぃい、、、」
携帯の向こうからエリカの淫らな声が溢れた。
「エリカ、クリトリスにこするように歯ブラシを動かすんだ、エリカ。もっと鳴きな牝犬。」
男の声がエリカには、魔法の声に聞こえた。