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デザートは甘いリンゴで
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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9.接近-4

 誠也はベッドで美穂の脚に自分のそれを絡め、熱く脈動し始めたものを彼女の太ももに擦りつけた。
 「気持ちいい……美穂」
 「もう大きくて熱を持ってるよ、あなたの」美穂は恥ずかしげに言った。「キスして、誠也」
 その言葉に応えて誠也はゆっくりと美穂の身体を抱きしめて熱いキスをした。長い時間を掛けて何度も彼女の口を咥え直した。二人の舌が絡み合い、二人の唾液が混ざり合って美穂の頬を伝った。

 美穂は誠也を仰向けにし、愛しい彼の中心にあるものを両手で包み込み、口に咥えた。
 ああ、と甘い声を上げて誠也は身もだえした。
 美穂はそれを深く喉の奥まで咥え込んだり舌で根元から先までくまなく舐め回したりした。

 やがて誠也は身体を起こし、美穂を仰向けにした。「今度は俺の番」
 美穂は恥じらったように微笑み、ゆっくりと両脚を開いた。
 誠也の口がその秘部にあてがわれると、美穂はため息交じりの喘ぎ声を上げた。
 誠也の舌が谷間に沿って動かされ、時折その先にある小さな粒を捉えた。その度に美穂は身をよじらせ、喘ぎながらシーツを両手で握りしめた。

 「来て、誠也。あなたのが欲しい……」
 誠也はその場所から口を離すと、反り返って先端から雫を滴らせ始めた自分のものに手を添えて、そっと美穂の谷間にあてがった。
 「いくよ、美穂」
 「来て」
 誠也はゆっくりと美穂に覆い被さっていった。同時に彼の熱くはち切れそうになっていたものがずぷずぷと彼女の体内に入り込んでいく。
 長い時間を掛けて二人はその熱い感触を味わった。この繋がり合う時間は、二人がお互いの気持ちを確かめ合う最初のクライマックスだった。

 美穂は涙ぐんで間近に迫っていた誠也の目を見つめた。深く繋がり合った二人はその腕でお互いの身体をきつく抱きしめ、そのまま濡れた唇を重ね合い、貪り合った。
 誠也が腰を動かし始めると、美穂も同じリズムで身体を波打たせた。
 「ああ、誠也、いい、気持ちいい……」
 「俺も。君の中が潤ってる、俺を包み込んでくれてる……」
 はあはあと息を荒げて二人は身体を揺すった。

 誠也は動きを止め、美穂の左足を抱え上げた。そうして繋がり合ったまま彼女の身体を四つん這いにした。
 「ああん!」美穂は身体を反らし、猫の背伸びのような格好をして叫んだ。「誠也、いい、感じる!」
 誠也は美穂の腰を抱えて激しく自身の赤熱したものを出し入れした。
 「あたし、もう、イっちゃう!」
 誠也の腰の動きが大きくなってきた。
 「み、美穂、こ、このままイっていい?」
 「イって! 誠也、イって! あたしと一緒に」
 二人の身体が一つになったままベッドに埋まり込み、誠也は背中から覆い被さって美穂の身体を抱き、腕を交差させてその両方の乳房をぎゅっと鷲づかみにした。
 「ああーっ!」
 美穂が顎を上げて叫ぶ。
 「イ、イくっ! 出るっ!」
 誠也も美穂を抱いた腕に力を込め、身体を震わせながら叫んだ。そして彼の動きが止まった瞬間、その体内から美穂の身体の中心目がけて熱く迸る想いが勢いよく噴き出した。

 びゅくっ! びゅくびゅくっ!

 「イっちゃうーっ!」
 美穂が最大級の叫び声を上げた。そしてそのまま頭を後ろに回して、誠也と唇を重ね、強く吸い合った。
 「んんんんーっ!」
 美穂と誠也はしばらくの間、呻きながらキスをし続けた。


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