第4話-4
ぱんぱんぱんぱんぱんっ、どくっどくっ
男のフィニッシュの音の連鎖が続いた。
少女が膣内への強力な振動で意識を失ってから数十分後。
ブルマも脱がさずにそのまま脇から挿入して2回目の射精であった。
コンドーム越しとはいえ、きつくしなやかに締め付ける少女の胎内の感触にすぐに達してしまった。
たとえ反応が無くとも、それまでの痴態で堪能したため気にならない。
むしろ、だらりと力なく倒れふす美しい肢体をその持ち主の知らぬままに犯しつくすこともまた愉悦のきわみであった。
そしてようやく獣欲が静まった男は、布団の上で一服をする。
「ふーーーー」
横には愛液でびしょびしょのブルマに包まれた小ぶりな美尻をめくれたテニススコートから丸出しにしているうつぶせの美少女。
普段の気の強さ、皮肉に満ちた態度の片鱗は全く見られない、あどけない顔で静かに息をしている。
文句無く最高の獲物であった。
顔、身体、反応、そして未だに折れない気丈な心。
全てが揃っている。
今日もこれだけ堪能したが、早くも次はどう陵辱してやろうかと考え始めている自分がいる。
しかし逸る心を無理やり抑える。
気の強い不良娘もまだまだ楽しむつもりだが、実は他にも趣向の違う獲物を捕らえつつある。
「……そろそろあっちも……始めるか……」
未だ意識を失ったままでテニススコート姿の若々しい肢体を布団に投げ出している沙耶香を見ながら、男はもうひとつの獲物に思いを馳せた。