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碧の物語-5
【SM 官能小説】

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碧の水浴-6


突きだした腹の下からそそり立った親分の陽物は、確かに男たちの中で一番大きかった。
太さは6センチもあろうか。カリの部分は大きく開いていて、それこそ8センチにも達する巨根。
大き過ぎるし、少年の可憐な肛門にはまさしく凶器。
その肉塊を、媚薬入りのローションで濡れ、口を開きかけた淫門にあてがう。

あ、お肉。ぶつかる、かったいの。ああんっ、開く。開いちゃう。どん、どん、開く。もう、無理。裂けますっ、裂けるっ。ああ、ああああっ、んんんんんんあっ!もう、いっぱい。いっぱいですっ。ゆるしてっ、許してっ!あああっ、ぶ、つ、か、るうっ。オナカの底に。

ガクガクと身を震わせて、碧はとんでもない巨根を飲み込んだ。

この夏、幾多と受けた姦淫がなければ。柔軟な肉と躯を持つ碧でなければ、裂け、出血し、大変な事になっただろう。夏休みを全て淫交と交接に捧げた碧だからこそこんな事。

たちまち始まった抽送は劇的。息は止まり、鼓動は跳び上がる。羅刹。邪悪な毒に冒されたように全身が痺れ、硬直する。身体中の水分が搾り取るように汗が噴き、流れ落ちる。
征服されたという被虐。壊されるという恐怖。それらがないまぜとなって、巨大な快楽となって碧の身と心を奪い取る。

「おいおい、親分のでっかいの飲み込んだだけじゃなく、この子腰使ってね?」
「おお。しかもこの、捻るっていうか、グラインドっつうか、まるで淫売じゃん」
「まあまあ。卑しいショタがチンポ漁ってる。チンポを貪る男子小学生。最っ高に変態っ!」
「この映像、小児科だけじゃなく、SMでも売れない?」
「マイクをピンポイントで追跡中。肉の襞ひとつひとつリアルに録音中」
「そうね。顔も躯も壺も最高だけど、このボーイソプラノの鳴き声も萬金に値するわ」
「じゃ、あれ、やるか?」
「あ、あたしもねっ、それ考えていたの」

オカマとイケメンがコテージに小走りに急いだ。
腐女子は米国製の双頭ディルドーに舌を這わせ、肌を紅潮させて喘ぎ、乳房を掴む。
オタクが奇妙にねじ曲がった男根を揺らして碧の蕩けきった顔に押しつける。

お、お、おおっ。なに、なにこれ。あ、チンポ。あん。ああんっ。わ、か、った、つ。く、く、串刺しっ。ケ、ケ、ケツマンコッ、と、お口っ、の、ど、喉。喉の奥までっ、好きにしてっ。ちょうだいっ。ちょうだいっ、チンポ舐めるうっ!串刺しに、してっ!

沖のうねりのように躯を波打たせながら、碧はオタクのペニスを頬張る。
幼い舌を、可愛い口を、真珠の前歯を、薔薇色に染まった唇を、オタクの男根に捧げた。

前と後と、躯に二本の男根を咥えながら、碧はひとり、孤軍奮闘する。
先走りと、ローションと、淫水と汗にまみれ、「肉」となった少年はペニスを貪った。
淫門からは強烈な熱と快感を。口腔からは被虐と奉仕の悦びを。

空は晴れ渡り、ミルキーウエイが精子の粒のように海を照らす。
コテージに吹き抜ける風は穏やかにキャンプファイアーの火花を踊らせる。
その炎に立てかけられた二本の火掻き棒は炎に炙られて灼熱の橙に色づいていた。

「親分、相変わらず遅いなあ」
「遅漏なんだよ、昔から。普通のゲイには嫌われ者さ」
「……でも、そろそろみたい」
「動きがフィニッシュって感じだものな」
「あれ?オタクも逝くみたいだけど」
「あれは早漏」
「じゃ、やるか」
「ふふふふふふっ、こんな気持ち初めてだ。ドキドキするなあ」

躯の中の熱が膨らんで行く。これは、絶頂のアナウンス。
この夏の経験で学んだのは、男の生理であり、欲望。その果て。
もう躯はボロボロに疲れているはずなのに、覚醒剤が、催淫剤が、コカインが疲労を許さない。
腰も、淫門も、括約筋も、舌も、顎も、唇も、止まることを知らないかのようだ。
碧は、ほとんど失った意識に、奇妙な予感と気配を感じた。

じりじりと。しゅうしゅうと。

悪しき気配が碧を捕らえ、覚醒させる。

「××××××××××××××××××××××××××××××××××××××!」

少年の尻の上と露骨の浮かぶ横っ腹の間。
右の脇の下と乳首との隙間。
ふたつの、真っ赤に灼けた火掻き棒が碧のビロードのような柔肌を。

焼いた。

同時に「親分」が力任せの突きを入れ、零れ落ち、匂い立つような精を碧の内臓の奥深くに放ち始める。ドクドクと吐き出される脈動が碧の淫門を灼く。
オタクは感極まった唸り声を上げて、碧の喉の奥に黄色みがかった尿の混じる精液を吐く。

そして、肉の焦げる独特の生臭い香りと、青い煙がふわりとたなびいた。

東の空から、流星群とおぼしき雨のような星が降り注いだ。





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