第10話 盲目の戯れ-4
興奮から瑞樹は、絶頂に至った佳子を、休むこと無く責め立て続けた。そこへ男達が到着した。涌井と辰己とEとFが、丸テーブルを取り囲む。佳子は気付かない。
気付きもしない内に、佳子は、瑞樹のレズクンニで快感に至る様を、男達に存分に鑑賞され、撮影もされた。体操服を引き裂きそうに揺れる大きな乳房も、長身がもたらす伸びやかで優美な背中も、瑞樹の顔に圧迫されて変形する尻も、端正な顔が快感に歪む様も、男達の愉悦に満ちた視線を浴びせられ、カメラに収められた。
男達の眼前で、佳子はまた、絶頂した。その余韻から回復した時、佳子はバイブをその手に握っていた。条件反射のように、オナニーを始めた。瑞樹にオナニーシーンを披露するのも、佳子にはもう慣れたものだったのだ。
だが、佳子は気付いていないが、いま彼女がオナニーシーンを披露しているのは、瑞樹一人では無い。見ず知らずの男4人も、彼女の痴態に視線を注いでいる。その事に、佳子が気づかされる時が来た。
ジュポッ、ジュポッ・・・
「え?瑞樹、何の音?あはぁ・・」
不信の声を上げた佳子だが、バイブをピストンさせる手は止まらない、勢いが弱まる事も無い。
「フェラチオしてるんだよ、佳子。今から佳子の処女を奪うおちんちんを、フェラチオでギンギンにしてるんだよ。」
「え?あぁあっ・・処女を・・あぁ・・何それ?」
バイブの勢いは弱まらない。いや、むしろ加速した。
「今ここに、4人のおじさんがいるんだけど、佳子の処女を奪った上で、佳子の事を、廻したいんだって。あたし、この人達の奴隷だから、この人達の要求には逆らえないの。だから、佳子をレズで気持ち良くして、この人達が処女を奪ったり、廻したり、しやすくしておいたんだよ。」
「えぇ・・?そんな・・あぁ・・そっか。瑞樹も、それを見たら、興奮して・・ああぁ・・くれるの?」
「うん!あたしも、佳子が処女を奪われて廻されるところ、すごく見たい。見せてくれたら、すごく興奮する。」
「そう・・じゃぁ・・あはぁあ・・奪って・・あぁ・・廻して・・」
「佳子。今から佳子のマンコに刺さるおちんちん、もう、ギンギンだよ。ねえ、佳子、イッて。早くイッて。」
バイブをピストンする佳子の手さばきが、更に拍車を掛けられた。速さだけでなく、その動きの軌道も、より強くGスポットを刺激しようとするかのように、技巧的なものとなった。白昼の公園で、処女を奪われて、廻されて、それを大好きな瑞樹に鑑賞される。そう思う事が、佳子のオナニーをエスカレートさせたのだった。
「ああぁっ!イキそうっ、瑞樹、イキそうなのぉっ、瑞樹ぃっ!」
Fへのフェラチオを繰り出しながら、瑞樹は佳子のクリトリスを指先で弄った。そして言った。
「イクの?佳子。イッたら、犯されるよ。奪われるよ、処女。顔も分からないおじさんに、お外で、公園で、ハメられちゃうんだよ。」
「ああはぁあっ!ダメ、イク、イク・・」
ジュッポンと、バイブが引き抜かれ、ズブッと、Fのペニスが突き入れられた。
佳子、処女を喪失。
「うわぁ!ヤられちゃったぁ。佳子の処女マンコ、ちんちんに突き刺されちゃったぁ。気持ちイイ?佳子。」
「イイ・・イイ・・ああぁっ!イックぅううぅぅうっ!」
また、膝立ちになって、高々と伸び上がる佳子。優美な背筋に豊満な乳房、その両方が堪能できる、スペクタクルな絶頂シーンだった。たまらず瑞樹は、その両乳房を両手で鷲掴みにし、谷間に顔を沈み込ませて行った。
「ふぁああぁぁああ・・・」
乳房から立ち上る快感にも、佳子は快感の喘ぎを上げる。瑞樹は佳子の乳房を、手で小刻みに横スィングさせ、佳子に快感を与えつつ、自分の頬にも乳房の柔らかい感触を愉しませる。
乳房からの快感と、ヴァギナを突きあげられる快感で、佳子はまた絶頂に至った。
「可愛い、佳子。綺麗だよ、佳子。」
興奮が留まるところを知らない瑞樹は、今度は佳子の股に顔を寄せ、クリトリスを舐め始めた。乳房には、周囲で鑑賞していた男達の手が伸びた。涌井が左の乳房を、辰己が右の乳房を揺らした。Eは、瑞樹の尻にペニスを押し付けて刺激していた。
クリトリスを責める瑞樹の舌遣いと、ヴァギナを突き上げるFの腰遣いで、佳子はまた絶頂に至る。
「佳子。次に佳子をハメるちんちんも、ぎんぎんにしておくからね。」
瑞樹は、尻に押し付けられていたペニスを握り、Eへの手コキを見舞い始めた。
乳房をユッサユッサと揺らしながら、尚も絶頂を繰り返した佳子は、処女喪失から5分で7回の絶頂を堪能したところで、Fを発射に導いた。
瑞樹が口内に、Fの発射を受け止めた。右手でEに手コキを与え、左手で佳子のクリトリスを刺激しながら、Fのペニスも咥え、力強く吸引しながら舌で鬼頭をしごいてやったのだ。精液は、ディープキスと共に佳子と分け合い、一緒に飲み下した。