シンヤとトモキ-7
シンヤとトモキは行為を終えると、サッサとチューハイや部屋の中を片づけて降りていきました。
残された莉音は1人でモソモソとノロノロと、太ももに付いた精液を拭き取って、自分に起こった事を理解しようとしていました。
その日は眠れず、気がついたら朝でした。
朝の日差しが眩しかったのを覚えています。
シンヤとトモキは、顔をあわせると何も無かったように
『莉音姉、何時頃に帰るの?午前中海に行く?』
と言ってきましたが、何が起きるのか怖くて、昼前に帰るからと断って、早めにお母さんに来てもらって帰りました。
他の人には知られていませんようにと願いながら。