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素肌のままで
【女性向け 官能小説】

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普段、仕事をしていると1ヶ月なんていつも日々の繰り返しで
これほどまでに日にちが経つのが早いと感じたことはない。

気がつけば神戸に来て半月も過ぎていて
海外のメンバーの予定が合わないと、合コンを引き伸ばされてる。

女の子たちは海外との合コンが待ち遠しくて
他の合コンを設定してくれる気配はない。

あ〜ぁ。
このまま契約切れかな〜。

そんなこんなの毎日で、
三浦さんがほぼ毎日、ご飯に連れて行ってくれる。

昨日は元町にある、『飛翔』という小さいフランス料理店に連れて行ってくれて
落ち着いた黄色の外観はとっても可愛くて、料理も驚くほど美味しかった。

社員の女の子にお店の名前を言ったら
「なかなか予約取られへんのに!」
とビックリしていたので、前から準備してくれてたのかな、とちょっと嬉しくなったけど

三浦さんは私にはそんな事は少しも感じさせない。
――― モテるわけだ。

それに色々な理由を付けて、三浦さんが女の子の同行を断るもんだから
初めのうち、少し嫌味を言われたけれど
毎日持って来てくれるお菓子の効果か嫌味はすぐに終わった。

三浦さん、お見事・・・

今日のお菓子は梅田阪急のバトンドール。

上手いなぁ・・・三浦さん。



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