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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第33話『今日の王族』-3

 昼食はテラスや芝生にしつらえたテーブルで、サンドイッチその他の軽食をとる。 加えてマカロンやケーキを紅茶に合わせたアフタヌーンティーが定番だ。 国王、皇太子は色とりどりの園芸花を観賞しつつ、ゆったりと食事をとる。 一方で王女たちは、ここぞとばかりに庭の天然野草を食す訓練だ。 上半身をペタリと畳み、足を曲げることなく、足元の野草、雑草を食む。 人一倍身体が柔らかい3女は、野草の根本まで咥えて噛み千切り、ホンモノの馬のように元気よく咀嚼してみせる。 体力がないせいで歩行訓練ではみそっかすだが、食事時に関して言えば、3女が最も優秀だ。 一方で柔軟性が衰えた王妃は、その場に膝をついて地面の草を貪るが、まるで土下座しながらブツブツ呟いているようで見栄えが悪い。 それでも娘にだけ辛い思いをさせまいとする意地で、王妃はウマ扱いに対し、公開的に不満を口にしたことはなかった。

 午後、国王と皇太子は午睡をとる。 当然女性陣に昼寝などと優雅な時間は与えられない。 午後は筋肉の基礎トレーニングということで、この日は肛門括約筋を集中的に鍛えた。 様々な大きさのアナルプラグ――象牙製だったり、銀細工がしてあったり、純金製だったりと見た目は申し分なく煌びやかな道具類――を肛門に挿入し、肛門からプラグを半分ほど顔をださせた状態のまま調教師が、グイッ、プラグを引っ張る。 女性陣はウマの姿勢を保持しつつ、肛門を締めてプラグを胎内に取り込むべく、括約筋をフル稼働だ。 

『しっかり息を御止めあそばせ。 気持ちは息と一緒に抜けるモノでございます。 御自分の尻尾とお思いになって、ご糞便を我慢するつもりで、もっともっと力を籠めて頂かなくては、これくらいで抜けるようでは締まりのない『駄まん』といわれて反論しようがありませんことよ』

『オケツの穴のお気持ちを集中なさいませ。 次女殿下にあらせられましては、皺が伸びきったオケツの穴を全国民にお晒しになってあらせられます。 いつ見られてもお恥ずかしい、無様極まるオケツの穴を、これ以上緩いところをお披露目するなど、ゆめゆめあってはなりません』

 4頭のウマは歯を食いしばって轡を噛み、へっぴり腰になりながらもアナルプラグを頬張ろうと努力する。 けれど容赦なくひっぱる調教師によって、ちゅぽん、ぬぽん、次々とアナルプラグが引き抜かれ、筋力が限界にたっした肛門がポッカリ広がり、黒々とした直腸の奥までテレビに晒すことになる。 

 肛門の粘りは、次女に一日の長がある。 普段から便秘に悩まされていた次女にとって、肛門とは太く長く固い塊が通過する場所だ。 ゆえにアナルプラグを挿入されても抵抗が少なく、自然体でプラグを締めようと息むことができる。 対して三女は体が小さく、そもそも太いプラグを咥えること自体が覚束ない。 調教師にお尻を平手で叩かれながら、少しずつ太いプラグを頬張らされる……3女は目下オケツの開発真っ最中といえた。

 夕食は晩さん会だった。 地方から首都を訪れた、賓客とはいえないまでも爵位をもつ貴族を相手に、王室文化を絶やさんがため催される食事会だ。 従来であればドレスコードを守った王女達は談笑し、時に踊り、時に歌い、会の華として振舞ったことだろう。 けれど目下『軍馬』の訓練中なため、晩さん会のような正式な食事会には参加しない。 晩さんを愉しむ国王や皇太子の背後で直立し、眉ひとつ、髪の毛一本動かさずに中空を凝視するのが軍馬の務めだ。 まばたきすら最小限しか許されない。 晩さん会が終わるまでは約2時間、無事に軍馬を勤めるかどうか調教師が末席から監督しており、もしクシャミでもしようものなら会のあと特別折檻が待っている。 なまじ運動するよりも、ジッと動かない方が体力を消耗するものだ。 国王が来客全員を見送ったころには、4頭とも脂汗でビスチェをぐしょぐしょに濡らしていた。

 夜。 国王と皇太子はシャワーを浴び、寝室に入る。 一方の女性陣。 本来であれば厩舎で立ったまま休むのが軍馬としての在り方だが、そこはまだまだ軍馬見習いの立場だ。 夕食後は轡や首輪から解放され、ウマの身分も終わりを告げる。 ただしシャワーを自分で扱うことは許されない。 入浴には調教師が同行し、女性陣は勢いがつよいシャワーを全身に浴びせられ、身体中、特に股間を念入りに洗ってもらってから寝室へ戻り、困憊した身体をベッドに横たえる。 なお排泄だが、排泄の時間などはない。 ウマの排泄は時を選ばない垂れ流しが原則なので、王宮中に王女たちの便塊が転がっていて、調教師はウマが便を漏らすたび、これみよがしに王女の前に摘まんだ便をもっていって自分自身の匂いを嗅がせ、続いて匂いを調教師自身が一嗅ぎして健康状態を確認してから、廃棄することになっている。 尿にしても同様で、催したときが排尿の時。 自室であろうと食事中であろうと、我慢は一切許さない。 軍馬としての躾が始まってからというもの、平均して1日10回、王女たちは恥ずかしい水音と共に、彼方此方で黄色い飛沫をまいている。

 以上が『今日の王室』、平日版だ。 王宮をでて式典に参加したり、地方を視察する公務の日もある。 王室から出るときは、現国王が乗ったカートを王妃と長女が2頭立てで曳き、皇太子が乗ったカートを次女と3女が引っ張るようになった。 いつか牽引に熟達し、より重たい4頭立ての馬車を挽くことになる日も、そう遠い未来ではないだろう。

 


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