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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第8話 夜の旅館の惨劇-1

 旅館の廊下を、里香が歩いてきた。トイレに向かうと言って彼女が部屋を出たのを、男達はモニターで確認し、トイレの前で待ち伏せをしたのだ。トイレの中が無人であることは、既に確認できていた。
 里香は、トイレの前で廊下用のスリッパを脱ぎ、トイレ用のスリッパに履き替えようとしていたが、そこへ背後から近づいたCが、ジャージのズボンに包まれた里香の尻に、手を当てた。手の甲で恐る恐る触るのではなく、いきなり手の平全体を密着させるように、里香の尻を愛撫したのだった。
 むんずと掴む感じでもなく、軽く当てがっただけなのだが、里香の背筋はグインとのけ反った。Cが膝を曲げなければ、尻に手が届かない程に小柄な、里香がのけ反る様を、Cはほぼ真上から見下ろす形で目撃した。
「いやぁっ、なんですか?」
 里香は、拒絶の声を放った。見ず知らずの男に突然尻を触られたのだから、当然の反応だた。が、全く力はこもっていない。一番近くにいるCにすら、かろうじて聞こえる程度だ。
 直前のオナニーやレズプレーは、里香の心を、凌辱を受け入れる状態にはしていなかったが、里香の身体を、凌辱に抵抗出来ないくらいに脱力させていたし、凌辱ですぐに快感を得てしまうくらいに、敏感にさせていた。
 Cは円を描くように、里香の尻を撫でた。立体感のある丸い感触を手で味わうと共に、布地が張り付いて、割れ目や肉の盛り上がりのシルエットが露になっていくのを、視覚でも愉しんだ。
「あぁ、いやぁ、ダメ、止めて・・」
 訴えるように、懇願するように、里香は拒絶の言葉を吐いたが、背筋はCの手の動きに合わせて何度ものけ反る。
 逃げようと思えば逃げられるし、Cの手を振り払う事も、大声を出す事も出来ないはずはない。だが、里香はそれをしなかった。尻から駆け上がって来る快感に脱力し、抵抗できず、ただ悶えているだけの状態なのだった。
「いやぁ、あぁ、止めてぇ、あぁ、ダメぇ、あはぁ・・」
 か細く、可愛く、拒絶の言葉を吐き続けることが、里香の唯一の抵抗なのだ。が、その声も、快感を露にする、荒い息遣いに取って代わられようとしていた。
 尻を撫で回し続けるC。その手の行動範囲を徐々に広げていく。尻の割れ目の上端のあたりが、里香にとって敏感な場所で、そこに指が触れると、
「あっ」
と、一段と大きな声をあげ、一段と大きく背中をのけ反らせた。
 背中から太腿に至る広い領域を、Cの手は這い回り、形状や触感の変化を愉しんだ。
「はぁ、あぁぁ、あぁ、あっ!はぁ、いやぁ、ああっ、あっ!止めてぇ、あぁ、はぁあ・・・」
 拒絶の言葉より、荒い気遣いや喘《あえ》ぎ声の方が多くなってくる。更に尻を撫で続けると。
「あぁあ、あはぁああ、ああ、ああ、ダメぇ、あっ!あぁ、あっ!あぁ、はぁあ・・」
 拒絶の言葉は相当に影を潜め、息遣いと喘ぎ声が大半を占めて来る。やがて、拒絶の言葉は完全に消え失せ、息遣いと声で、快感を露にし続けるだけの状態になった。
 体の動きも、背筋を何度ものけ反らせているうちに、腰が前後にスィングする動きが誘発され、尻をプリン、プリンと何度も後ろに突き出し、里香の尻の方からCの手を圧迫して来るようにすらなった。
 拒絶の言葉が完全に消えたころに、Cは尻を触っていない左手で、里香の左乳房をつまんでみた。大きくもないが小さいという事もない並の大きさの里香の乳房は、体操服の柔らかい純白の布地に包まれていて、Cの指に圧迫されると、乳房の形状変化はシルエットとして、清潔感のある体操服の布地の上に、克明に浮かび上がった。
 布地は、里香の乳房の柔らかさや弾力や体温も、まったく損ねることなくCの指に伝えていたので、Cは、視覚でも触覚でも、里香の乳房を堪能できた。左を数回、キュッキュと摘み、右を数回、キュッキュとやり、また左を、キュッキュと弄ぶ。
 尻を撫で、撫で、左右の乳房を交互に、キュッキュ。それを数分に渡って続けた。気付けば里香は、完全に首の力が抜けて天井を見上げ、口をぽっかりと開けている。深い前傾姿勢で、尻もさっき以上に突き出していて、腰のスィングも上下左右へと、動きの範囲を増大していた。
 小柄な里香の肩は、Cの胸板のおなかに近い部分に当たっているのだが、その肩の細く華奢な感触もまた、たまらない。鼻をくすぐる髪の香りも、興奮をあおる。そんなものも堪能しながら、Cは里香の表情や身のこなしに注視しているのだった。
 里香は、すっかり快感に溺れていた。完全に、快感の虜になっていた。Cは尻の割れ目を滑らせるように、右手の指をヴァギナへと送り込んだ。ジャージの上からではあるが。
 Cの指先が、ジャージの上からヴァギナに圧迫刺激を与える。クイッ、クイッ、と、指を小刻みに曲げ伸ばしして、何度も刺激する。
「あぁあっ、あぅあぁっ、ああ・・・」
 喘ぎ声の音量も、ペースも、トーンも、上昇の一途だ。腰のスィングも、後方にジャンプしようとしているかのような鋭さを見せ始めた。なおもヴァギナを責め立てるC。
「ああぁっ!あぁあぁあっ!だめっ、もうっ、ああっ!イクぅっ!ぅうぅうっ・・」
 絶頂を迎えそうになり、それを咄嗟に堪えようとする反応を見せる里香。Cは、里香のうなじに舌を這わせてみた。絶頂を堪える里香の努力は、その刺激で粉砕された。
「ああぁあっ、ダメぇ、それっ、あぁっ、ダメぇっ、イクぅっ、イクイク、あああぁあっ!」


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