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バスの中で脱がされて
【女性向け 官能小説】

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バスの中なのに-2

いよいよ愛撫タイム。

はだけるのは最低限。

半分だけ覗くブラジャーの中に彼の片手が入り、左のふくらみを包みこむ。

そのまま、手は静止。
だから、“やはり、こんな場所ではディーブなことは無理よね”なんて思わせた。

しかし、彼は予想を裏切るのがうまい。

逆の空いた手がスカートをまくりあげた。

(あっ)

白のショーツの前面がさらされたはず。
そこへ、彼の上体がかぶさってきて、私の両手は使えなくなる。
ブラジャーの中の手は乳首をとらえた。

(ひどい、ずるい)

一瞬、そう思った。

乱れた羞恥の姿。

愛撫が、徐々にエスカレートしていく。

愛撫を容易にするためにか、彼は上体を起こした。

両手の拘束が解かれたので、ショーツだけは隠したが、もう陥落したカラダはリセットできない。

(ふー、ふー)

思い切り声をあげて、彼を喜ばせたいのに、ここではできない。

ちょっとした拷問。

もしかすると、我慢する私は彼を楽しませているのか。

(いやだ。……うっ、あ、あ、あー)

今度はお尻をショーツ越しに触ってくる。

(お願い、じかに)

いっそ、下半身を……いや、全裸がいい。

(うっ、うっ、あぁ、あーん)
拷問が続く。

初体験の時から、セックスは激しい“痛めつけ”だった。

全裸でベッドに縛られ、
テニスウエアで逆さ吊りされ、
乳首を針で貫かれた、私。
……………

そんな今までに受けてきた数知れぬ被虐行為よりも、

もっと残酷で甘い拷問だった。



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