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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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車両の前哨戦-8

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

隣の車両では、一人の女が座席に座っていた。

「はぁ、はぁ、楽しいよぉ…、はぁん、はぁん」

その女は誰憚ることなく、下着の中に指を滑り込ませて淫らに喘いでいた。

「あうう…、興奮するぅ…、電車でオナニーするなんて、クセになりそう…、うっ、ううん」

女は身を捩りながら、ミニスカートから覗く足をピンと突っ張らせた。

その拍子に女の足元から「うっ…」と息を飲んだようなくぐもった声が聞こえてきた。

「ああん、お目覚めかしら?」

嬉しそうに声をあげた女が、さらに足に力を込めると、また「ぐううっ…」と苦しげな声が聞こえてきた。女は笑みを浮かべながら、自慰行為で指が蠢く股間越しに、自身の足元を覗き込んだ。

女の足元には、息も絶え絶えな男が横たわっていて、女が履くハイヒールに腹を踏まれては、苦しげに息を洩らしていたのだ。

苦悶の表情を浮かべた男の顔は、女の上気した艶やかな雰囲気と対照的に、赤黒く晴れ上がっていた。

「ううん、いい声ね。吉田さんだっけ?ジョンを相手に頑張ったし、興奮させてくれたから、特別におまんこ見せてあげるね…」

女はその男、吉田の腹に片足の体重を乗せたま立ち上がり、ぐっしょりと濡れた下着に手をかけて、躊躇することなくスルリと脱いだ。

手にした下着をポトリと落とした女は、苦しげに呻く吉田の顔の前にしゃがんで足を開いた。ぱっくりと開かれた割れ目は滴りそうな愛液で満ち、辺りに牝の匂いを漂わせた。

「うふふ、乾さんにはナイショ。舐めてもいいのよ」

女は手で割れ目を開きながら、腰を浮かせてその淫らな部位を吉田の顔に近づけると、愛液の付いた指で吉田の唇をなぞった。

噎せるような牝の匂いに、吉田は腫れ上がった瞼を開いた。吉田の虚ろな目に女の卑猥な淫部が迫ってくるのが映った。

「汚い…もの…見せるな…」

吉田は目の前の淫部に目掛けて、血の混じった唾を吐きかけた。

「もうやだあ、あたしの可愛いおまんこにこんなとするなんて」

女は血の混じった唾液を刷り込むようにクリトリスを撫でまわすと、すっくと立ち上がった。

「このクソが!せっかく見せてやったのに、調子くれてんじゃねえぞ!」

豹変した女は罵声を浴びせると、吉田の腹を力を込めてガンと踏みつけた。

「ぐわぁ」

悶絶する吉田を見下した女は、割れ目の中に指を滑り込ませて恍惚の表情を浮かべた。

「あうん…、ホント、楽しませてくれるね」

そう言った女、幸田美咲には吉田がそうするであろうことは百も承知だった。思いどおりに楽しめた美咲は、淫部を弄りながら加虐的な笑みを浮かべた。


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