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デュエット・ヌード
【女性向け 官能小説】

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ヌードモデルになれますか?-2

自然光の午後のアトリエ。

レオタードでチェックされる私。

どうせ裸になるのだが、新しいモデルはレオタード姿でテストするのが習慣なのだという。
もっとも今までに不合格者はいないというが。


百合子の母親・律子さんは女優さんみたいに美しく、百合子と姉妹と言っても通りそうだった。

百合子はすでに全裸にガウンを着ていて、だるそうに椅子に座っていた。

私と百合子のデュエット・ヌード。
いま気づいたが、百合子という名前、ハマりすぎだ。

レオタードの下は自前のショーツ一枚で、その形が丸わかりで恥ずかしかった。ついでに乳首の位置も確認できたが、そっちはあまり恥ずかしくはなかった。
百合子がレオタード姿になるときは、真っ裸で着るというから、親子ともインナーとかサポーターというアイテムを知らないらしい。

律子さんは、私の体を誉めてくれ、レオタードのデッサンを何点か描きたいと言った。
モデル料加算だし異議はないが、パンティラインを描かれたらイヤだなと思った。

ポーズは、立ち姿を前と後ろから。
そして、やっぱり来た、四つんばい。

レオタードのお尻をじっくり見られた。
恥ずかしくて、少し後悔した。
彼とのセックスで、お尻を見られても意識しないのは、十分な愛撫とともに剥かれていき、全裸にされる頃には、羞恥心が完全に麻痺しているからだと知った。

これから裸になるのに、羞恥心は大丈夫だろうか。


短い休憩のあと、いよいよヌード姿に。

ガウンを脱ぐ百合子、レオタードを下ろす私。

全裸の百合子に恥毛はなかった。剃っていた。
デュエット・ヌードということは。
まさか私も剃られる?

「やっぱり恥ずかしい?」

ショーツを脱ぐのをためらっているように思われたらしい。百合子が訊いてきた。

「……大丈夫」

ともかく、3秒で全裸になる。

百合子は遠慮なく私の体を見た。

「ほぐした方がいいかな」

ほぐす?




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