叔父さんの性癖-1
夕方6時に叔父さんが帰宅。
陽子ちゃんはお客さんとの懇親会だったので、鹿嶋市内にあるチェーン店の居酒屋に二人で行き、ご馳走になりました。
叔父さんも僕もお酒はイケるほうだったので、食事系+生一杯だけで済ませるつもりが、二杯、三杯…酎ハイ×∞となり、かなり酔っ払ってしまいました。
そして、叔父さんの質問も段々と卑猥になってきたのです。
彼女はいるか?セックスは好きか?どんな頻度?どんな体位?
僕はアレコレと聞かれて答えるのに飽きてきて、同じような質問を返してみました。
つまり、陽子ちゃんとの性生活について聞くことになるのです。
叔父さんがこちらの質問に答える度に、股間が熱くなる思いでした。
また叔父さんからの質問というか探りが始まりました。
後になって気付いたのですが、それらは誘導尋問みたいな質問だったのです。
「陽斗君はうちの陽子って昔から好きだった?」
「陽子さん好きですよ!超綺麗だし、頼りになるし。」
「そうか…。酔ってるから聞くけど陽子でオナした?」
「えッ、陽子さんで?そんなこと言えないですよ(笑)」
「怒らないから言ってみなよ。」
「そうですか…はい、まぁ、しょっちゅう(苦笑)」
「正直、陽子とシテみたい?」
「叔父さん目の前で言いづらいですよ〜」
「いいから、いいから!」
「はい、陽子さんとはシタイです。」
そう答えた途端、叔父さんが神妙な面持ちになり、下を向いたのです。
(あれ?ヤバかったかな…)
「そっかぁ…」
そう言うと、叔父さんの口から信じられない言葉が出たのです。
叔父さんはグラスに1/3程残った酎ハイを飲み干し、僕にもそうするよう言いました。
そして冷酒2合とグラス2個を店員にオーダーしたのです。
「いやぁ〜、冷酒はあまり…」
「大事な話があるんだ。いいから付き合ってくれよ!」
店員が冷酒を置いて、また戻って行ったのを確認すると、叔父さんは僕が飲み慣れない冷酒を勧めてきました。
それから重々しく口を開きました。
「陽斗君…」
「はい?」
「さっき陽子とシタイと言ったよな?」
「あ、はい、質問されたから…すみません、叔父さん。」
「シテみないか?陽子と…」
「え?えぇ??」
「酔ってるけど正気だし、本気だよ!」
「えーと、どういうこと…です?」
「陽子とセックスしてみないかって。」