1980年代前半という時代だった-3
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ひかりチャンのハダカ、ごっつう可愛いかった。
ひかりチャンの撮影会が始まった。
俺 ホンマもんのロリータヌード見て、どんな風に撮ろうか迷ったけど、
パチッ! ジ──ッ
パチッ! ジ──ッ
勉強机の前で股広げとるポーズとか ランドセル背負ってベッドの上で四つん這いになっとるポーズとか、気がついたらそんな まえにロリータ雑誌で見た写真の真似した構図で五枚撮っとった。
そのころのインスタントカメラのフィルム言うたら、10枚で1パックやったんや。
それで二千円くらいしよったんや。もどかしいけど、そないバチバチ撮られへんかったんや。
「おい、ちょっと下に行こうや。」
俺は全裸のひかりチャンを下の応接間に連れてった。
応接間は窓に少し厚いカーテンがかかっとって、薄暗いけど豪勢な雰囲気の部屋やった。
革のソファーに、凝った彫刻のテーブルがあって、カウンターバーとか言うんか……洋酒のびんがいっぱい並んどった。
とりあえずソファーにひかりチャンを横たわらせて、オナニーポーズを撮ろうかなって考えとったら、テーブルの真ん中に置かれた 宝石箱みたいな入れモンが目についたんや。
何やろかと、そのフタを開けたら ええモンが入っとったんや。
「おい、ちょっとこれを持ってくれや。」
言うてひかりチャンに手渡したんは、火をつけたタバコや。
テーブルにあったんは、シガレットケースやったんや。ごていねいにも灯台みたいなライターがそばに立っとったし。タバコは吸わへん俺やけど、火はつけられるからな。
ロリータとタバコ…… これは外国のロリータポルノの受け売りやけどな。
二本の指にタバコを挟んでソファーに寝そべるひかりチャンを、
パチッ! ジ──ッ
と撮ったら、フラッシュがタバコの煙に反射して変にエロい効果が出たわ。
「おい、それをくわえてみろや。」
俺が言うたら、ひかりチャンはためらいもってタバコをくわえたんや。
ひかりチャンがタバコくわえたら、タバコの先が赤く光りよったんや。
「なんや、おまえタバコ吸えるんか?」
俺が聞いたら ひかりチャン小さくうなずいたんや。
「吸うてええぞ。思いきり煙出してみぃ。」