三時間目:水泳A-5
「ヒッ!」
弛みかけた優衣の肛門はその一撃に堪えれなかった。真由の指が僅か数ミリ肛門に食い込んだだけで、優衣の肛門はそれを押し返すような激流を噴出させた。
「いやあああああああ」
噴出の音をかき消そうとして、優衣は絶叫をあげたが、その激しい凄まじい響きはそれを越えていた。
ブッ、ブババッブブブッ!ブブブッ!
腹に溜まった大量の水は、それ以前に収まっていた便と共に【簡易トイレ(奴隷)】の底を叩いた。
ビシャビシャビシャ!
初めは衝撃で跳ねていたそれも、徐々に溜まる排泄物の重みで動きが収まってきた。
それによって溜まった排泄物の跳ね返りが真由の女体を汚したが、真由は逃げもせずにうっとりとその光景に見とれていた。
周囲に耐え難い異臭が漂ってきた。真由は鼻で深呼吸を繰り返して、その特別な香りを堪能した。
「真由ちゃん、特等席でいいなあ」
真由と同じように首輪をはめた少女が羨ましそうにつぶやいた。
ブバッ!ブブッ!ブブブッ!
激しい迸りは第一段階を過ぎ、今は断続的に噴出音を響かせていた。
息の続く限り叫んだ優衣だったが、断続的に続く肛門からの音が、叫びの間隙を突いて優衣の羞恥を掻き立てた。
ぶりぶり…
「あっ、いや…」
優衣の意思に関係なくその機能を開放した肛門。それが締め括りとばかりに、最後にニュルリと糞を捻り出した。
ボチャッ…
その跳ね返りで、また優衣の周囲を汚した。
「ご主人様、すごーい!こんな沢山のウンチ、初めて見ましたあ」
真由が【簡易トイレ(奴隷用)】に溜まった優衣の糞を見ながら感嘆の声を洩らした。
真由がそう思ったのも無理はなかった。奴隷志望の児童同士、お互いの排便を見せ合うことが多く、基本、そんなに便は溜まらない傾向にあった。しかし、この時の優衣は引っ越しや転校が影響し、少し便秘ぎみで、溜まりに溜まった数日分の糞が一気に噴出していたのだった。
「わああああああああ」
真由の耐え難い一言で、優衣は号泣した。
唯でさえ、周囲の目が気になる年頃だった。それなのに、大勢の前で大量の糞を洩らしてしまった優衣は、生きていくのが嫌になるほど、情けなくて恥ずかしかった。
死にたくなるほどの羞恥を覚える一方で、優衣の女体は放出による快感の余韻に浸されていた。しかし、残念なことに、それを楽しむ精神的余裕は今の優衣にはなかった。
優衣の噴出を目の当たりにした彩夏は、身動ぎもできないほど衝撃を受けていた。
その異臭を伴う凄まじい光景は、彩夏が見せた肛門から水を噴出させることとは次元が違っていた。
優衣の前にいた真由は勿論のこと、周囲にいた教師達も飛び散った糞にまみれて顔をしかめていた。それは小学生女子では考えられない量で、経験豊富な教師達の想像を遥かに越えていたのだ。
「あ、あたしには無理や…」
さすがの彩夏も、学年全員の前で、ここまでの羞恥を晒すことはできなかった。
国民的セックスアイドルグループのセンターを目指していた彩夏だったが、自分の甘さを痛感していた。奴隷志望でない自分が、肛門から水を噴出させることでいきがり、ただ自分に酔いしれていただけだと思い知らされていた。
彩夏の見開いた目に、徐々に優衣に対する敬意の色が浮かんでいった。
「優衣ネエ…」
敬意を込めたその呼び名が、自然と彩夏の口から溢れていた。
これ以降、彩夏は同じ関西出身ということもあり、優衣に心酔することになった。
号泣する優衣の太ももを抱えた男性教師、真由、それと他に糞の被害を受けた教師達は、トイレ横の溝の前に一列に並んだ。
散水ノズルを持った若い男性教師が、糞被害者達に向けて水を噴出させた。勿論、身体に付着した糞が飛び散らないように、シャワーモードにしたのは言うまでもなかった。
優衣の汚れが流される前、真由がさっと優衣の前に屈んで股間に顔を近づけた。
「ご主人様、ご無礼いたします」
そう言った真由は、恍惚の表情を浮かべながら、優衣の肛門の汚れを舌で舐め取り始めた。
「ヒッ!」
肛門に快感を覚えた優衣が目を開けると、糞まみれの顔でニヤリと微笑む真由と目が合った。
「ヒーーーッ!」
優衣は恐怖の余りに白目をむいた。度重なるショックを受けた優衣が、失神することで精神の崩壊を回避することを選んだのも無理はなかった。