三時間目:水泳A-4
「はぁ、はぁ、はぁ」
しかし、それはその場しのぎでしかなく、一瞬凌げたとしても優衣が安堵できるはずはなかった。お腹の中がギュルギュルと音をたてて、今にもそれが破裂しそうだった。
「お、ねがいっ、ト、イレ…」
一言でも喋れば洩れそうになる中で、歯を食いしばりながら、何とかそれだけを口にした。
「はいはい、トイレね。いいわよ」
「へっ?」
予想に反してミナミ先生がすんなりと同意をしたため、優衣は安堵した。同時に腹の張り具合を確かめていたミナミ先生の手が弛まったこともあり、優衣の便意が少し薄れていた。
このままプールサイド横のトイレに駆け込めば、醜態を晒さなくて済みそうだ。何せそこには個室は無いが、周囲の視線を隠してくれる建物本体の壁があった。
しかし、この学校はまだまだ優衣の想像の域を越えていた。
「真由ちゃん、そこのトイレ取ってあげて」
ミナミ先生が真由に頼んだものは、トイレの壁に掛かっていたポリバケツだった。よく見れば、そのポリバケツの側面には【簡易トイレ(奴隷用)】と書かれていた。
これは一般の水泳の授業とは別に、奴隷志望の児童のみを対象にした特別授業で使うものだった。
この特別授業を受けるに当たり、奴隷志望の児童達は、さっきの真由のように、事前に浣腸して排便を済ましておくことはしない。
さっきの真由の肛門水噴出は、あくまでも一般の水泳授業の枠内でのソフトな奴隷学習の披露でしかなかった。
なので、よりハードな特別授業では、さっき真由や彩夏が水を噴出させたトイレ横の溝を使うことはできない。この【簡易トイレ(奴隷用)】は、生のモロ便の噴出を発表し合うための学習アイテムだった。
「どうぞ、ご主人様」
奴隷志望の証である首輪をはめた真由が、ミナミ先生にそれを手渡した。
「真由ちゃんの奴隷用品だけど、優衣ちゃんに貸してあげるよ」
「光栄です。ご主人様」
真由の目が感激で潤んだ。
そのやり取りを聞きながら、優衣はそのポリバケツを驚愕の目で見つめていた。
「い、いや…」
優衣の尻の横にそれが置かれると、優衣はまたもやガッチリ体型の男性教師に、後ろから太ももごと女体を抱えあげられた。
それに合わせてミナミ先生が【簡易トイレ(奴隷用)】を、優衣の肛門の下になるように位置をずらした。
足を大きくひらかれた優衣の割れ目の中身から肛門まで、再び学年全員の前に晒されてしまった。
一旦興奮から醒めた優衣にとって、やはりこのポーズは凄く恥ずかしい。しかし、優衣が本格的な羞恥を味わうのはこれからだった。
「うぐっ…」
一連の動作で優衣の便意が復活した。声をあげれば洩れるのは必至。優衣は冷や汗を流しながら、肛門に力を込めて襲いかかる便意を堪えていた。しかし、そんな優衣に容赦なくその準備はどんどん進んでいった。
「ご主人様、大切な役目をこの雌豚に与えて貰えないでしょうか」
いつの間にか人差し指にコンドームをはめた真由が、ミナミ先生に丁重に頼んだ。
「うふふ、雌豚のクセに生意気ね。でもいいわ。許可する」
結局それを頼めるのは真由が適任なのだが、ミナミ先生は真由が喜ぶように、形式的に許可を与える形をとった。
「ありがとうございます。ご主人様」
嬉々とした真由は、与えられた役目の準備のため、コンドームを装着した指を自身の淫口の中にニュルリと差し容れた。
「あふぅ…お、お赦しくたさい。雌豚のオマンコの中は、許可なくビチョビチョになってます…あぁ…」
真由は身悶えしつつ、自身の肉壁を捏ね回しながら指先に愛液を絡めていった。
「この淫乱な雌豚め!赦して欲しかったら、そのヌルヌルで一気にやっておしまい」
「はい、ご主人様」
ミナミ先生の声に応えた真由は、コンドームをはめた指を淫口から抜くおと、躊躇せず優衣の肛門にブスリと突き刺した。