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【学園物 官能小説】

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イケナイ課外授業-3




「…………!!」


目の前の光景に頭が真っ白になったのは、友美も飛坂も一緒であった。


ドアを開けるまでは、飛坂は芦屋が一人でいるものだと思っていたし、友美もまた、いつもの濃厚な官能的な時間を芦屋と共にするものだと思っていた。


「どうした、飛坂。早く入れ」


芦屋は平然と、飛坂の背中に手を添えて半ば強引に迎え入れる。


「あ、え……?」


友美の身体なら、こないだの保険室での行為の時に散々見て来たし、それを脳裏に焼き付けては毎日のように自慰行為に耽っていた飛坂だったが、目の前の彼女は、自分の妄想を上回る痴態を晒していたのである。


芦屋の椅子に座らされた友美は、それぞれの肘掛に両脚を乗せられた形。


さらにはその色白の身体によく映える赤い麻縄が、彼女の両手を後ろ手に縛り上げ、胸の辺りを縦横に美しく走っていた。


それだけではなく、麻縄は彼女のほっそりした太ももから引き締まった足首にかけて、幾重にも蛇のごとく絡みついて、友美の一番恥ずかしい所を惜しげなく飛坂の前に晒していたのである。


「そ、うま……」


呆然とした飛坂の前に、さっきまで理性が崩壊していた友美が我に返ったように顔を青くした。


見られた。それも、こんな恥ずかしい格好を。


一瞬で身体から血の気が引いていく。


目の前の飛坂は、信じられないといった顔でまっすぐこちらを見ている。


ついこないだセックスをしたとは言え、芦屋とこんなことをしていると知られるのは、絶対知られてはいけないこと。


それが、どう言い訳してもまかり通らない状況に置かれた友美は、固まることしかできなかった。







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