〈姉妹姦獄〉-8
「……ん"ッ!?」
思わず漏れた声……愛は自らの失態に焦りをみせたが、その声は亜季には届いてはおらず、気づかないままで幼器をまさぐられて悶えていた……。
(やめッ!?や…やめてッ!やめろぉッ!)
Yシャツだけの上半身は、麻縄によってキッチリと縛り上げられている。
つまり、肌に押し付けられている状態である。
ブラジャーすら着けられてはいない幼い胸肉は、その膨らみが僅かであっても尖端は隠しようがなく、ましてや悲壮に過ぎる欲情に勃起しているのなら尚更だ。
『ププ?感じちゃう?ねえ、感じちゃってるの?』
「か、感じちゃうッ!クリトリス感じちゃうよぉッ!」
この今の台詞が亜季に対してではないと、視覚の健在な者なら知っている。
変質者の眼差しはしっかりと愛に向けられていたし、その声には侮蔑の意思が強く滲んでいたからだ。
『カチンコチンに勃起してるじゃないか?あ〜感じちゃう感じちゃう……コリコリした先っちょが感じちゃう〜…ププププ〜ッ!』
「そ、そんなに言われたら…あんッ!?あ、亜季恥ずかし……きゃふッ!」
「ッッッ!!!」
御主人様は爪を立てて尖端に触れ、Yシャツ越しに乳首の先っぽをカリカリと擽る。
愛はもう亜季に視線を送る余裕すらなくなり、この二つの敏感な部位の疼きを抑えるので精一杯だ。
「う"…ん"ッ!?」
溺れた者が藻掻きながら一息吐くかの如く、愛はまたも失態を犯した……今度こそ聞かれたと思った瞬間、亜季は幼豆への刺激に耐えきれなくなり、レモン果汁のような小水を垂れ流していた……。
『またオシッコ漏らしちゃったの?全くもう……ホントに亜季ちゃんのオマンコはだらしないんだねえ……プリンセスが聞いて呆れるよ……』
「あぁッ!?おッ…お兄ちゃん恥ずかし…いッ!」
お兄ちゃんは粗相をしている亜季の尿道口に指先を滑らせると、勢いの止まない排泄液の噴射を抑えんとグニグニと擽った。
放尿だけでも恥ずかし過ぎる姿だというのに、亜季は股間を開いたままでそれを見せ付け、しかも小便をプシュプシュと辺り一面に巻き散らかしているのだ。
仄かに湯気が立ち、それに伴って異臭も立ち上る……床に広がっていく汚液の海は、至近距離に居た愛の乗っかるエアマットにまで到達し、遠く離れた場所に居ると信じて疑わなかった姉の周囲を、不快な空気で包んでいった……。