〈姉妹姦獄〉-7
『可哀想で視てらんねえかあ?でもな、オマエらの仕事なんて“あんなモン”だろ?「こうしろ」「ああしろ」って言われて、バカみてえに演じてよぉ……無能の操り人形のクセに……』
「〜〜ッ!!!」
愛の太股は御主人様の掌に押し広げられ、その指先は内腿から裏筋へと滑り下りていく……ここに至っても姉妹のこれまでのキャリアを愚弄し、全否定を囁いてくる鬼畜オヤジに反逆心が沸いてくるも、そっと撫で回してくる指先の刺激に愛の鼻の穴はプンッ!と開き、思わず声が漏れそうになった……。
『背筋がピクピク…ヒクヒク……やっぱり愛ちゃんはイヤラしいぜぇ……もう声出して楽になれ……』
(だッ…誰が貴方なんかの…ッ!お…思い通りにぃ…ッ!)
涙は溢れ、鼻水は垂れ……もはや耐えるしかない姉の目の前で、お兄ちゃんは亜季を床に座らせると、背後から抱き締めた……。
『オッパイ触っちゃう?それともいきなりオマンコかな?亜季ちゃんはどっちから気持ち良くなりたいの?』
「お…お兄ちゃんの好きなトコから触って?亜季の身体はお兄ちゃんの物だから……きゃんッ!?」
お兄ちゃんの手は短いスカートの中に潜り込み、モゾモゾと股間をまさぐり始めた……。
自分を出汁にして脅し、ずっと“こんな事”を亜季に強いていたのだ……身体を、そして心までも嬲り者にしてきたと“まざまざ”と見せつけられた愛は、忘れていたはずの激情を取り戻し、それを眼光に宿らせて憎き変質者を睨み据えた……。
『脚を開いてスカート捲ってオマンコを見せなさい。プリン姫のイヤラし〜いオマンコが“カメラ”に良〜く見えるようにね?』
「あッ…あ……ち、ちょっと恥ずかし…ッ」
「………ッ!!!」
姉妹の関係であっても初めて視る亜季の秘密の割れ目……フワリと生えた陰毛やプックリとした幼肉は年齢相応の可愛らしさがあるが、その割れ目から食み出た肉花や幼豆はグロテスクに見え、くの字にひしゃげた肛門の穴は、それが調教の爪痕だと認識するしかないほどに痛々しかった。
「あッ!?そ、そこッ!クリトリス…お兄ちゃんそこ感じちゃうッ!」
『そうだね?ココはクリトリスだよねえ?プッククク…皮を剥いて……もっと気持ち良くしてあげるね?』
恥も外聞もかなぐり捨てている亜季は、恥じらいもせずに身体を痙攣させ、甘ったれた声を出している。
(!!!)
愛は気付いた。
亜季の目隠しが解かれるという意味は、それはこの生き恥を曝す醜態を、知らぬうちに姉に見せていたと亜季に知らしめる事でもあると。
(や…めてッ!?さ、触らないでッ!)
ブレザーの上着のボタンが外され、開かれて脇腹に押し込められる。
そして薄手のYシャツ越しに胸元を触れられると、その忌まわしき指先は、ぼんやりとピンク色に透けて見える尖端に滑った……。