〈姉妹姦獄〉-10
『ほぅら……もうプリン姫のオマンコはツルッツルのピッカピカだよ?プククッ…汚い毛を剃ってもらった今の気持ちを、エッチなプリン姫はどうやってお兄ちゃんに“伝える”のかなあ?』
お兄ちゃんは目を細めて、恍惚とした表情で愛を見遣った。
あんなにも「守りたい」と切望していた妹が、淫らに過ぎる台詞をつらつらと喋り、あまつさえ股間に生えた体毛を剃られる時でさえ従順でいた。
これが亜季の本心からのものでは無いと分かっていても、その悔しさや哀しみや怒りは如何許りだろう?
これ程の卑劣を目前にしていながらも快楽に浸され続けた身体は腰が抜けて力が入らず、同じ空間に居るという自分の存在を気取らせてしまう〈声〉を圧し殺すので精一杯なのだ。
(亜季……もうやめてよ……お…お願…い…ッ!?)
亜季は、今まで躾られてきた全てを姉の前で見せる……手探りでお兄ちゃんの肉棒を見つけ出すとしっかりと利き手で握り、左手を遊ばせる事なく陰嚢に添えると、唇を尖らせながら亀頭の先っぽにキスをし、舌先でチロチロと尿道口を擽りだした……。
「チュッ…こぷ……気持ち良くなって…クチュ…お兄ちゃん……」
『あ〜…気持ち良い……亜季のお口で“される”の、お兄ちゃん大好きだよ?ププププッ!』
「ッ……!!!」
いま亜季が“しているコト”は、まだまだ知らなくて良かったコトだ……本当に好きな異性が現れ、互いに信頼を築き、本心から相手を欲した更にその後に知るべき〈愛撫〉のはず……優しく陰嚢を擦り、手首のスナップを利かせて扱き、吐き気を催す限界までも肉棒を飲み込む……それは愛ですらまだ教えられてはいない、まさに牝としての牡への奉仕の姿だ……。
(も…ッ!?もうやめてよ…ッ?)
限界にまで愛の乳首は勃起していた。
誰の目にも明らかにYシャツには突起が現れていたし、御主人様は二つの尖端を摘まみあげては抓り、ソレを虐める。
そして右手は引き攣って仕方ない腹部を撫でながら下がっていき、一足先に滑らかな肌にされた幼肉に、指先を這わせた……。