第5話-4
そう言ってリンは、ジュリの股に手を入れて、ワレメから垂れ出る汁を確認する。
「私がお姉ちゃんのココを刺激してから、時間がもう随分経つのに、まだ汁が出ているじゃない。相当な量溜まっている見たいね。お姉ちゃんの彼氏って、全然エッチしてくれないの?」
「ハア…ハア…そんな事無いもん、此間やったわよ」
「此間って何時?」
「う…」
ジュリは返答に迷った。
「随分前にして貰って、それっきりなのね」
悲しいが事実だった。ジュリ自身も自分で処理する間がないほど忙しかった。
「お姉ちゃん、無理しちゃダメよ。私が手伝って上げるから、頑張ってオツユをいっぱい出しちゃいなさい」
もはや…どちらが年上なのか分からない状況だった。それ以上にリンは、当初の目的を完全に忘れてジュリの性処理の手伝いをしようとしていた。
リンは小型のバイブをジュリのワレメに押し当てる。
激しい快感がジュリを襲う。
「イヤァー!ダメッ、ダメェー」
リンはジュリの陰核を皮から押し出す。突起している陰核…そこに集中してバイブを押し当てられるとジュリは激しい快感に全身が包まれて震え上がる。
「イヤー!ダメ、ダメー」
「お姉ちゃん頑張るのよ」
「アッ、アアン…」
「ほら…もう少し、頑張ってイクのよ、そうすれば溜まっている蜜も沢山出ちゃうからね」
リンは、ジュリの膣穴に指を入れて掻き回す。感度が高まれば、潮の量も沢山出ると考えたからである。膣穴に指を出し入れすると、白濁の粘液が指に絡み付きクチャクチャ…と、いやらしい音を響かせる。
「アアー、もうダメェ…イイッ…」
激しく仰け反り、ジュリは腰を浮き上がらせて絶頂感に達した。
プシャーッとジュリのワレメから大量の潮が吹き出して、辺り一面を水浸しにする。
小さな身体からは予想も仕切れない潮が分泌液と混ざり合い、噴水の様に周囲に飛び散る。
「ウウウ…」
絶頂感の余韻で、ビクビクと全身が痙攣していた。ワレメからは少量の汁が流れ出る。
ジュリはうっとりとした表情で目を閉じた。
「頑張ったね、お姉ちゃん」
「お願い…もう弄らないで…」
「そうね、少し休んだ方が良いわね」
そう言いながら、リンはジュリのワレメを軽く撫で回す。
「私、何か…お姉ちゃんの事が好きになっちゃったみたい」
そう言って、グッタリしているジュリの顔を優しく撫でる。
リンがジュリの身体に抱きつく様に一緒に横になってジュリの身体を愛撫している中、草むらを歩く足音が聞こえてくる。
「リン、そろそろ良いかな?」
男性の声に気付き、リンはジュリの捲り上げていたスカートの裾を下ろし、体を起き上がらせる。
「ミヤギ…」
リンの行為によって激しくイッたジュリは身体が震えて、起き上がれない状態だった。
(無理しちゃダメよ、お姉ちゃん)
リンが小声でジュリに伝える。
「彼女を研究所に連れて行くが…良いかな?」
「分かったわ」
「イヤよ、研究所なんか絶対に行かないわ…」
震えながらジュリは、木に捕まり起き上がろうとする。
「リン、彼女を眠らせろ」
「ハイ」
リンは、掌から電子波動を発した。
それを受けたジュリは、そのまま眠りに落ちて行く。
(お姉ちゃん…許して)
意識が遠のく時にリンの声が聞こえた。