第5話-3
「ンン…」
押し倒されたジュリは、急いで起き上がる、そのスキにリンはジュリに近付き、唇を交わす。キスされたジュリは身構える事が出来ず相手の行為を許してしまう。
リンは、油断したジュリにすかさず、両手でジュリの胸を揉み、指先で乳首を転がす。
僅かな行為であるが、それでもジュリには大きな衝撃であった。
リンがジュリのスカートの中に手を入れて、ジュリの下半身の反応を調べると、既にショーツにシミが出来ていた。
「お姉ちゃん、ちょっと弄っただけでこんなに濡らすなんて、ちょっと驚きよ、体の方は大丈夫なの?」
リンの手を振り解きジュリは、リンから離れる。
「ひ…卑怯よ、こんな行為…」
今まで、優雅に振舞っていたジュリが初めて、恥じらいながら動揺する姿を見せる。
「ちょっと体を触れただけで、感じてしまうのですか?」
気になったオペレーターがミヤギに言う。
「普段から定期的にプレイや性処理などしている通常のアンドロイドなら、ちょっとした事で…こうはならないと思う。ジュリは、さっきリンが図書館で指摘した様に、相手とのプレイや自分での性処理はしていなかったと思える。していれば言い訳など出なかった筈だ…。ラブドール機能のアンドロイドは、排泄行為が無い分、定期的に溜まった蜜を処理する必要がある、基本は性行為か、自分での性処理になる。それを行わなずいると…感度が高まり、ちょっとした刺激でも蜜が吹き出る事になるのだ。つまり…あらゆる面に置いて天才的な頭脳を持っていてもアッチ方面は、リンが優勢と捉えるな…。それにしても…あの慌て振りは相当な量を溜め込んでいると予想出来るな…」
正直、喜ぶべきかどうか迷う所がミヤギにもあった。
優勢を誇っていたジュリは、意外な部分での弱味を見せられて、リンから離れようとしていた。腰を屈めて左手を胸に当て、右手でスカートの裾を握っている。
「どうしたのお姉ちゃん、急に勢いが弱くなったみたいだけど?」
「ウウ…」
ジュリは自分でも、もう…どうして良いのか分からかった。彼女のワレメからは、まるでスイッチが入ってしまったかの様に、とめどなく汁が垂れ出ている。ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまいそうで、今の状態でリンに更に襲われると、自分でもどうなってしまうのか分からず怖かった。
リンがジュリに向かって突進して来た。
「イヤ、来ないでー」
急に相手が怖くなり、身を屈めるジュリ。勢いを失った彼女は逃げる気力さえ無くなっていて、そのままリンに押し倒される。リンの左手はジュリの両手を掴み上げて、右手でジュリの胸を撫で回す。
幼い少女が、自分よりも年上の少女を犯す…と言った異様な光景にミヤギやオペレーター達は唖然として見ていた。
「ほうら、お姉ちゃん怖がらなくても良いよ、私が優しくお姉ちゃんを介護して上げるからね。普段してもらえ無い分、タップリとオツユ出しちゃって良いよ」
「イヤ…ヤメテ、お願い…あっちへ行って」
涙声でジュリは言う。
足をバタつかせるが、リンがジュリのスカートの中に手を忍び込ませて、ショーツの上から陰部を撫で回すと、ジュリの足は力を失った様に動かなくなる。
既にジュリの陰部は粘液と汁が大量に出て、ショーツは水分を吸ってびしょ濡れの状態だった。
「さあ…お姉ちゃん、いっぱいオツユ出しましょうね〜」
そう言ってリンがジュリのショーツを脱がせる。ずぶ濡れのショーツはジュリの足を出て、近くの草むらの上にビチャッと音を立てて置かれた。
リンはジュリのスカートを腰の上まで捲り上げると、無毛の肉ヒダが現れた。
「ヤダ…ダメ…お願い、しちゃイヤァ…」
震える様な声でジュリは言う。
「無理は体に毒よ」
そう言いながらリンはジュリのワレメを撫で回す。
クチュクチュ…と音を立てて、ジュリのワレメは粘液で潤う。
「アハァン…アアァ…」
リンのワレメへの愛撫にジュリはうっとりした表情で赤面している。
ジュリに逃げる意思も抵抗する気力さえ無いと判断すると、リンは掴んでいた手を離して下半身の方に回り込み、思いっきりジュリの両股を押し開き、舌でワレメを舐め回す。
ジュル…ジュル…と、いやらしい音が響き
「アアン!アハァン!」
ジュリは快感に悶え喘ぎ続ける。
「こうすると、凄いでしょ?」
そう言ってリンは、右指の人差し指を膣穴に入れて、左手の指で陰核をつまみ上げると、それを同時に弄くり回す。
「アアー、ダメッ、ヤメテー!」
激しい快感に襲われて、首を振るジュリ。
リンの行為に、ジュリはイキそうになる。
「ア…アアー、もうダメェー…」
我慢の限界に達すると、ジュリの体は腰を浮き上がらせ、足先がピンと張り、絶頂感に達した。
イクと同時にジュリの意思とは関係無く、プシャーッと潮を吹き出した。
「ア…アア…」
絶頂感に達したジュリは、その場で力無く横たわる。陰部は快感の余韻が残っていて、汁が垂れ続けていた。
リンは、ある物を取りにミヤギの乗っている車へと行く。その間にジュリは逃げようと思えば逃げれたが…この時のジュリには、それだけの気力は無かった。
しばらくしてリンが戻って来た。意識が遠のいていたジュリは、リンが何か持っていることに気付く。
「さあ、お姉ちゃん勉強の続き始めましょうか?」
そう言ってリンは、小型のバイブをジュリに見せる。
それを見たジュリがヒッと怯えた。
「お願い…もう私をイジメないで…」
震えながらジュリは言う。2人の立場は完全に逆転していた。
「人聞き悪いわよ、お姉ちゃん。私はお姉ちゃんの溜まっている蜜を出させているのだから…感謝してもらわなければ」
「じ…自分で出来るわよ」
「ウソばかり」