流されて、抗えず-2
「えっと……も、もう終わりでいいか?」
残念がっている──というわけでなく、むしろほっとした様子のリト。収まりのつかない勃起は困るが、かと言って最後までするのは抵抗があるし、自分も我慢できなくなってしまうのではと考えると怖かった。
だがリサはにんまり笑うとスカートのジッパーを下ろしスカートを足元に落とす。
「気持ちよかったけど……まだまだこれからが本番だよ? ちゃんとここを見て……勉強しないとねぇ」
リサがリトの顔を跨ぐように立つとはっきり見えてしまう。溢れた愛液で薄い布地が張り付き形がはっきり分かるリサのオマンコが。
思わず血走った目を見開いてしまうリトの顔に向けて、リサはそのままゆっくり腰を落としていく。
横に避ければリサの足にぶつかるし身体を起こせば自分からそこに顔を埋めに行くようになってしまう。混乱と興奮でグチャグチャの頭では冷静な対処などできず、そうしている内にリサはリトの顔の横に膝をつき──リトの文字通り目と鼻の先にリサのオマンコがきてしまう。
「あわ、わ、わわわ……」
甘い体臭に混じり鼻孔を刺激する匂い。汗とは違う匂いが濡れそぼった下着とその奥のオマンコから漂ってくる。「オトコ」を刺激する発情したメスの匂い──下着が貼り付いてオマンコの形がはっきり分かる眺めも刺激的だが、初めて嗅ぐメスの臭いはそれ以上にリトの「オトコ」を刺激し、異様なほどの自制心を持つリトの興奮も危険水域に達しようとしていた。
「ねぇ……分かる? リトのチンポがほしすぎてこんなになっちゃってるよ? もう透けて見えちゃってるかもしれないけど……もっとちゃんと見たいよね?」
「い、いや……さささすがにここまです、するのはちょっ、ぶっ!?」
不意に顔に濡れた布が覆い被さり、それが何かなどと──冷静なら自明の理でしかなかったが──考える余裕もなくその布を払い除ける。
目に飛び込んできた光景をリトは最初、理解できなかった。理解したらまずいと理解することを拒否していたのだろう。しかしそれは数秒も保たず、理解してしまう
「────っ!!!!!」
「どう? はっきり見えるよね? アタシのオ・マ・ン・コ♪ どれくらいリトのチンポをほしがってるか……ちゃんと伝わってる?」
声にならない悲鳴を上げるリトに、下着の紐をほどいて全裸になったリサが囁きかける。オマンコに熱い息がかかり、それだけで穴がひくついてしまうのを堪えながら──
「今から女の子の一番大事なところ……しっかり勉強させてあげるから……目を離しちゃダメだからね?」
リサはゆっくりと、リトに凝視されている恥ずかしいくらいに蕩けた自分のオマンコに手を伸ばす。