耳元の誘惑-4
「あっ、ああっ……すごい……」
脚の拘束のみを解かれた友美は、芦屋の膝に乗る形で繋がっていた。
「どうだ、いい眺めだろう?」
「あっ……ダメ……」
オフィスチェアーに座る芦屋と同じ方向を見ている友美。
そこには、全身を映す姿見が置かれていた。
鏡に映る自分は、芦屋によって両膝を大きく開かされ、その結合部分は剃毛により丸見えになっている。
友美の白い脚、褐色のヴァギナ、芦屋の赤黒いペニス、彼の生い茂る黒い陰毛。
友美は、こんな風に犯されているんだと客観的に自分を見ることで、その結合部からまた蜜を溢れさせているのだった。
一方芦屋も、顔には現れていないが、ゾクゾク鳥肌が立つほどの興奮を覚えていた。
友美の大切な陰毛を剃り上げるだけで、征服欲が満たされていく。
辱めながら犯すと、もっともっと友美を泣かせたくなる。
太ももにまで流れ出す愛液。
それを指でなぞってから、芦屋は結合部分へその手を持って行った。
「やあんっ!!」
「ホラ、クリトリスも可愛がってやる」
芦屋はピストンをやめないまま、クリトリスを優しく撫で始めた。
「あっ、あっ、ああ……」
鏡に映る友美のヴァギナはしっかり芦屋のペニスを咥え込み、そのすぐ上の陰核は彼のゴツい指にこねくり回されている。
もう、気を失いそうなほどの気持ち良さに、溢れる涎もそのまま胸に垂れ落ちる。
それに気付いた芦屋は、
「おっと、コッチも可愛がってやらないとな」
と空いてる手を胸に持っていく。
「んはぁっ……ああ……」
麻縄で拘束された胸の頂は、ずっと張り詰めっぱなしだ。
芦屋がピンと張った小さな乳首をつまみあげると、友美はたまらなく身体を仰け反らせた。