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主婦美佐子の生活 2nd season 〜ママさんバレー編〜
【熟女/人妻 官能小説】

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撮影-2

「あの〜…すみません。
ちょっといいですか?」

駐車場内を歩いているとふと男に声を掛けられた気がした。
周りを見渡すと休日で、少ないながらも人通りがあり、こんな場所で声を掛けられる覚えもない美佐子は、他人か聞き間違いと思い、通り過ぎようとした。

すると…

「すみません!
すぐ終わるので、少しだけいいですか?」

声がさっきよりも大きく、自分に向けられているように思い、立ち止まって見渡し、

「え?私?」

声がした方を見るとホスト風のタカと呼ばれる男と、彼の手下のような若くビデオカメラを持ったシンと呼ばれる男が立っていた。
タカは立ち止まったことに安堵し、逃がさないように口早に

「ええ、ちょっとだけいいですか?
今日はママさんバレーの取材に来ているのですが、少しだけインタビューさせて貰えませんか?
ママさんバレーに出場されていた方ですよね?」

「インタビュー??
いえいえ、結構です。
すみません。」

考えるより先に面倒に巻き込まれたくないと思い、反射的に断り、逃げようとする美佐子をタカが行く手を遮る。

「2,3個質問に答えるだけだからすぐ終わりますし、少しだけど謝礼も出るので助けると思ってお願いしますよ。」

仰々しく頭を下げるタカに倣い、シンも頭を下げる。
周辺の歩行者が好奇の視線を投げるのを感じた美佐子は困りながら、

「でも、そんなカメラとか困るので…」

「別にアンケートだけでもいいし、どうしても顔出しNGならモザイク掛けたり、顔ショット無とか編集で何とでもなるんで。お願いしますよ。」

更に深く頭を下げるタカとシンを見て、困り切った美佐子は

「…じゃ、すぐに終わるなら…」

言葉を聞いたタカは美佐子の言葉が終わらないうちに

「ありがとうございます。ではちょっと移動しましょう。」

タカは美佐子の背中を押すように、強引に移動させると

「移動?…え?どこに?…」

「ここだと取材を受けてるのが他の人に見られちゃうじゃないですか。
今も結構見られてますしね。プライバシー保護ですよ。
別に移動って言ってもそこに止めているロケ者の中で話を聞くだけでいいので、お願いします。」

再び、深々とわざと目立つように頭を下げる二人に、美佐子はしぶしぶ了承した。

少し歩くと真っ黒なガラスがはめ込まれているワンボックスがあった。
カメラを向けながら先を歩いていたシンが手早く、サイドドアをスライドさせると、それを見たタカは

「さぁ、どうぞ。すぐ終わるので、安心して下さい。」

「本当にすぐに終わって下さいね…」

ワンボックスの運転席にはもう一人男が座っていたが、私たちの到着を見て、カメラを肩にかけ、こちらに向けた。

ワンボックスは8人乗りのようで、後部の2列のリアシートは対面型にされていて、美佐子が先に入って座るとタカがすり寄るように隣に座った。

シンは対面した向かいのシートに座り、カメラを向け、その背後から運転席にいた男が無言のままカメラを向けている。


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