犯される処女-5
それを聞いて、嵐のような痛みの中にも、それが体の奥に届いた感覚も意識できた。しかし、まだ女になった実感は湧かなかった。真希に気を使ったのか、潤は入れた状態で動きを止めていた。真希は女になるために口を開いた。
「う、動いていいよ…」
目から涙を溢す少女の健気さに、胸が一杯になったが、潤はその少女のことを思ってゆっくりと腰を動かし始めた。
「動かすよ」
「ううっ…ううっ…」
「痛い?」
「だ、大丈…夫…ううっ…」
本当は潤が体の中を擦る痛さに泣き叫びたかった。真奈美の存在と、男を満足させたいと思う真希の本能がそれを押し留めた。真希の幼い身体は女の体へと向かっていった。
その健気な思いに女体が応え始めた。体の中を擦られる度に痛みは薄れ、その薄れた痛みは違う感覚へと変換されていった。
「あん…あん…」
その感覚の変換を示すように、口から漏れ出る呻きも変換されていった。
「うふふ、痛みを乗り越えたみたいね」
「うん、うん」
真奈美の言葉に真希は頷いた。そしてその感覚をもっと受け入れたいと思った。
「もっと、強くしても大丈夫よ」
真希は潤を促した。
真希の表情に険しさが無くなったことに気づき、潤は動きを早めた。
「あっ…あっ…あっ…」
潤の動きを受け入れるために、真希は潤の体をギュッと抱き締めた。
「キスして…」
もっと受け入れたいとの思いでそれを願った。直ぐに差し入れられた舌に、貪るように自分の舌を絡めた。
真希の頭の中を何度もリピートしていた言葉【マンコの叫び】は、その意味を悦びの【叫び】へと変化していた。
真希の変化に合わせて、潤の限界は一気に近づいた。
「中に出すよ」
「うん、うん、出して…」
真希もそれを願った。
潤の腰の動きがさらに激しくなった。
「ああっ、ああっ、ああっ」
「うっ…イクッ…」
真希は体の奥に暖かい迸りを感じた瞬間、頭が真っ白になった。
真希は女になった。