母から娘へのフェラチオ講座-8
「オレが持ってきたやつだけど、飲み掛けは嫌だったか?」
さっきディープキスをしたから、その辺の抵抗はないと潤は考えていた。
「う、ううん。大丈夫…」
真希は差し出されたお茶を素直に受け取り、キャップを開けて呑み口をじっと見た。
(これって、間接キスだよね。場所が公園か遊園地の初デートで、しかも相手が強姦魔じゃなくて、このシュチュエーションだったら、ドキドキがMAXになるんだけど…)
恋愛当初のホワホワする気分を経験することなく、フェラチオまで済ましてしまった真希は、複雑な気持ちで、そのお茶を口に含んだ。微かに残った生々しい動物的な香りが流された。
「美味しい…」
少し温くなっていたが不思議と美味しく感じた。そのさっぱりとした口の中の爽快さが、真希の気分を一瞬だけ公園デートのように爽やかにした。
真希は自分をそんな気分にさせたペットボトルに両手を添えると、大切な物を見るように見詰めた。
「もういいのか?」
その声に視線を上げると、自分の様子を見ていた潤と視線が絡み、ドキッとした真希は慌てて視線を下げた。
「う、うん、ありがと…」
赤くなった真希が恥ずかしげに頷いた。
「そうか」
ニコッと微笑んだ潤が、真希の手の中のペットボトルに手を伸ばした。
「あっ…」
真希の視線が自分の手の中から去ったペットボトルを追った。すると、それを手にした潤が、躊躇することなくそれに口を付けると、ゴクリと一口飲み込んだ。
(あっ、間接キス…)
真希はドキドキした。しかし、潤の次の言葉でそれは吹き飛んだ。
「じゃあ、本番しようか。中出ししていいよな」
そう言って、真希の乳首を指で弾いた。
「もうやだ!ホント最低!」
少し上がった真希の中の潤の評価が、一気に急落した。