卑劣で最低な男-9
覗き込んだ潤が感嘆の声をあげた。
「見るな!変態!」
真希は慌てて割れ目を手で隠した。
「隠したらできないでしょ」
真奈美は真希の股間の前に座り込むと、震える真希の手を優しく掴んで股間から外した。ふっくらとした柔肉の中央に、卑猥な中身を隠す肉の秘裂が再び顔を覗かせた。
真奈美は縦に割れた秘裂の両側に親指を添えると、ゆっくりと左右に押し広げて卑猥な中身をさらけ出した。見たくて仕方がなかった娘の淫部が、真奈美の目の前に現れた。
「うわぁ…」
真奈美の口から感嘆の声が洩れた。
割れ目の上部、秘豆を被う皮は元より、その全体が穢れのない桃色で成されいていた。ふっくらとした柔肉に隠され、普段から閉じられている2枚の肉の襞。変色もない桃色のそれが開かれたことにより、左右対称に滑らかな曲線を描いていた。
扉を開けた2枚の肉襞の間には、大きさと形の違う2つの穴が縦に並び、さらにその下には菊の紋様を成す3つ目の穴が恥ずかしげに顔を覗かせていた。
真ん中の穴は、自撮り画像で見た自分の淫口に似て、やや下付き加減だった。その淫口から興奮の証が滲み出ていることで淫部全体が妖しくテカリ、淫靡で神々しい効果を及ばせていた。
「はぁ…なんて可愛いおまんこなの…」
真奈美はその穢れのない美しさにため息を洩らした。
「やだぁ…恥ずかしいよぉ…」
真っ赤になった真希が、か細い声を出した。
「大丈夫よ。このおまんこなら、誰に見せても恥ずかしくないわ。自慢のおまんこよ」
「そ、そうなの?」
にっこり微笑む母親のメルヘンチックな視線を受けて、真希は自分の淫部に自信が持てるような気がした。
(学校で見せたらみんな褒めてくれるかな?)
そう思ったところで、今の会話のバカバカしさに気付いた。
「てか、誰にも見せないっつうの。あっ、勝手に撮影するな!」
真奈美のメルヘンモードから、現実に戻った真希は、潤がスマートフォンを向けたのに気付いて、慌てて手で隠そうとした。
しかし、それよれも先に、興奮した真奈美の舌が股間に届き、隠そうとしていた部分をペロペロと舐め始めた。
「あん…やだ…あっ…こんなとこ…さ、撮影…しないで…あっ、あっ」
スマートフォンの写線を手で翳して、撮影の邪魔をしようと思ったが、得たことのない気持ちよさが勝り、開花され始めた女体がその快感に没頭することを選択した。真希は自分の股間を舐める母親の頭を抱えながら、快感のままに喘ぎ、女体をピクピクと震わせた。
「はぁん…はぁん…はぁん…」
ついさっきまでは、体に触れることさえ毛嫌いされていた真奈美にとって、今、娘の愛液を味わっていることが信じられなかった。女同士の快楽に目覚め、クルーザーで近親相姦のレズ行為を目の当たりにしてから、いつかはしたいと思っていたことが実現した。