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Getされた女のその娘
【ラブコメ 官能小説】

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ぶち切れた娘-9


「おっ、やっと本気になったな」

小バカにするような娘の声に、真奈美はギュッと目を閉じた。

矢野の肉便器になってから、強要されるままに人前でオナニーを見せることは多かった。初めは恥ずかしくてどうにかなりそうだったが、いつしか、人の視線で興奮する自分が居ることに気付いた。行為の後、毎回そのことで落ち込んでいたが、クルーザーの乱交で助言を受けたことで、真奈美の中に変化が訪れていた。いちいち落ち込まず、他者の視線に興奮しながら、人前でするオナニーを楽しめるようになったのだ。

しかし、自分を睨み付ける娘の前でするオナニーは、それとは全く違っていた。真奈美はいつものような、見ている者と興奮を共有するような潤んだ視線を向けることなく、真希の視線から逃れるように、俯き加減でオナニーに集中した。

「しばらくソコでオナッてろ」

真奈美が命令通りにオナニーをしたことに満足した真希は、気になっていた真奈美の卑猥なコレクションに目を移した。

異常な興奮が伴う空気の中で、目の前の卑猥な画像が、真希の中のモラルを奪っていった。

真希は潤が真奈美以外の女、智子の淫部に舌を這わしている画像を選ぶと、智子の顔を親指で隠し、潤に淫部を舐められている女が自分であることを想像して、浴室でオナニーしていた時の妄想と重ねてみた。

(だ、だめ…潤くん…恥ずかしい…そんなところ舐めないで…)

興奮で鼻息が荒くなった真希は、いつしか自分の手を下着の中に滑り込ませていた。下着の中は今までに経験したことがないほどグッショリと濡れていた。真希は母親と同じように、卑猥な割れ目の中に指を食い込ませると、気持ちよくなるように弄り始めた。

「はあぁ…」

部屋でする時のように声を圧し殺すこともなく、吐息が洩れることも気にしなかった。真希にとって今の真奈美は、母親ではなくただの雌豚だった。雌豚に気兼ねすることはない。真希は圧し殺した声の真奈美とは対照的に、遠慮のない喘ぎ声を洩らし始めた。

「ああぁん」

俯気加減で命令をこなしていた真奈美だったが、その喘ぎ声に驚いて顔をあげた。真希の淫らな姿が目に入り、その光景から目が離せなくなった。

娘のトロンとした表情を見ている内に、真奈美の方も幾度か妄想した母子間での行為と重ね合わせていた。この光景を前に真奈美の淫乱なスイッチが入ってしまった。散々、淫らになるように調教され続けていた女体には仕方がないことだった。

直前まで後悔していたことや、反省していたことが雲散し、それが後になって激しく後悔することはわかっていたが、今は目の前の卑猥なことに集中したかった。

(もっと見せて…ああ、もっと…)

真奈美は、真希の指先が触れる部分がどうなってるのかを見たくて堪らなかった。浴室で一瞬見た真希の股間を思い返すと、少なかった愛液も一気に涌き出てきた。真奈美の遠慮がちだった喘ぎ声も、興奮と快感に合わせていつしか大きくなっていた。

「あん、あん、あん」

真奈美の声の変化に真希も気付いた。真奈美の自分を見つめる潤んだ目が、明らかに自分のオナニー姿に興奮していることを物語っていた。

(こいつ、あたしでオナッてやがる)

一瞬呆れ返ったが、自然とそれが口に出ていた。

「そんなに見たいなら、あたしのエッチなところ見せてやろうか」

人前では口にできない言葉も、雌豚の前だと思うと気にならなかった。娘の口から誘いの言葉を聞いた真奈美は、興奮と喜びで目を輝かせた。しかし、その喜びも一瞬だった。


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