ぶち切れた娘-8
「や、やってません」
「ホントかよ」
「本当にやってません」
猜疑心の目で睨まれたが、真奈美は目を泳がせながらも重ねて否定した。
「まあいいや。潤くんが来るまでの余興だ。あたしの目の前でオナニーしてみろよ」
娘が母にすることがあり得ない命令だった。
「い、いや…」
今の鬼のような娘の前でそんなことができるわけはなかった。怯えた目をしながら真奈美は子供のように、首をブルブルと振った。
「お前、拒否できる立場だと思ってるのかよ。やれっつったらやるんだよ!」
真希は真奈美の両乳首を強く摘まむと、今までと以上に、上下に激しく揺さぶった。
「やめてー!もう、赦してー!」
痛みに泣き叫ぶ母親の声が、耳の奥を擽り、真希の股間がジンジンと熱くなった。
「赦して欲しかったら、とっとと足を開いてやれよ」
真希が耳許で叫ぶと、真奈美はしくしく泣きながら、正座の足を崩し、膝を立てて足をM字に開いた。
「きゃはは、ホントに開きやがった」
自分の指示通りに、母親が淫部を晒す姿を目の当たりにして、背徳感を伴った興奮で、真希の心は激しい高ぶりを覚えた。
「濡れてるじゃないか。乳首捻られて感じたのかよ?お前マゾだな」
精神的に追い詰めるために言っただけで、汚らわしいソコを真希がまともに見たわけではなかった。
「ち、違います」
小バカにするような娘の口調に、真奈美は真剣な目をして首を横に振った。
「何マジになってんだよ。ていうか、早くやれよ。さっきから首ばかり動かしてないで、指を動かせよ。それとも乳首みたいにソコも捻って欲しいのかよ」
真希の手が股間に伸びてきたので、真奈美は慌てて、割れ目に指を這わして動かし始めた。
「うっ…」
しかし、その遠慮がちな動きは、真希が満足するものではなかった。
「お前、ふざけてんのか。淫乱なお前がそんなオナニーで満足するはずないだろ。もっと気合いを入れて弄れよ」
ドスの利いた声が、真奈美の中指を動かせた。真奈美の中指が開かれた割れ目を縦に行き来し、それで絡めたヌルミをクリトリスに円を描くように擦り付けた。
「ううっ…」
真奈美は自身で与える刺激に圧し殺した声を洩らした。