娘のオナニーと母の秘密-2
「あぁ…潤くん…恥ずかしい…」
普段のオナニーでは声を圧し殺していたが、誰も居ない家では遠慮はいらなかった。
「あっ、あっ、あっ」
狭い浴室に反響する淫らな喘ぎ声。それに興奮を覚えた真希の行為は益々激しくなっていった。
「ああん、ああん、ああん」
割れ目に挟んだ中指を締め付けるように、内股に力を入れた真希は絶頂を迎えた。
丁度帰宅した真奈美が、居間に荷物を置いて真希の姿を探した途端、その声が届いた。真希の発した声に籠る淫らな韻を認識できず、慌てて【呻き声】が聞こえる浴室に向かった。
「真希!どうしたの!」
勢いよく浴室の扉を開けると、真希は浴室の縁に背中を預け、大股を開いて弛緩し、卑猥な割れ目の中をゆっくりと擦りながら絶頂の余韻に浸っていたところだった。
「きゃっ!」
恍惚の余韻から現実に戻された真希は、慌てて割れ目から指を離して股を閉じた。
「だ、大丈夫なの…」
今の光景と聞こえていた呻き声が一瞬でつながった。真希が何をしてたかを理解した真奈美だったが、そう声をかけるしかなかった。
「だ、大丈夫よ。ちょっとのぼせて休んでただけだから」
そう誤魔化した真希だったが、そのばつの悪そうな表情から、誤魔化しを隠しきることはできていなかった。
「そ、そうなの。気をつけてね」
まさか『オナニーしてたのね』と聞くわけにもいかず、真奈美はその誤魔化しを受け入れた風を装って、浴室の扉を締めた。
真奈美が納得したと思った真希はほっと息を吐いた。
「ふぅ、焦ったぁ…」
気を取り直した真希は、ボディーソープを手のひらで受けると、それを泡立てて、愛液でぬるんだ淫部からゆっくりと洗い始めた。
居間に戻った真奈美は力なくソファに座ると、今の光景を思い返した。大股を開いた割れ目を真希は確実に擦っていた。ただ、のぼせて休んでいただけだったら、あんなに慌てて足を閉じることはない。
(どう考えてもオナニーしてた…)
胸のドキドキが止まらなかった。一番衝撃だったのが、真奈美自身、浴室のあの状態でオナニーすることも多く、淫乱な自分と、無垢だと思っていた真希と重なって見えたからだ。
(もしかしたら、真希と…)
真奈美の脳裏にある種の思いが浮かんできたが、直ぐにハッとなってその思いを打ち消した。しかし、オナニーをしながら思い浮かべる相手までも重なっていたとは、夢にも思わなかった。