焦らし-2
<凄いよ〜、あなたのが奥まで、ねぇ、激しく動いて〜>
既にマサは限界に来ていました、元来早漏のマサは、美佐子の言葉と、匂いで、既に少し精液を漏らしていました。
美佐子は、やっとの想いで、挿入されて、これから快感に向かおうとしていました。腰が自然に動いてしまいます。
その動きに、マサは堪らなくなります。
(美佐子、逝くよ〜、出すよ〜)
<あなた、ダメよ、絶対逝ったらイヤダ〜、お願い、我慢して>
美佐子の哀願する声も虚しく、マサは逝ってしまいました。
(美佐子、ゴメン、出ちゃった)
マサは恐縮するように、美佐子に言います。
快感の入り口で、突然止められてしまった美佐子の身体は、疼きを止められません。
マサはゴソゴソと一人で後始末しています。
美佐子は、無言でシャワーに向かいました。
<ア〜ァ、もう我慢できない>
シャワーの水量を最大にして、秘部に当てます。完全に露出してる突起に、強い水流が当たります。自ら陰唇を拡げて、水流を秘部全体に当てます。
指で突起を擦り乍ら、自らの快感に一直線に向かいます。身体を震わせながら。
ガタンと音がして、突然マサが入って来ます。美佐子は驚いて、何も無かったように振舞い、スポンジの泡を立て、マサの身体を清め、自分も清めて、シャワーを後にしました。
ベットに入った瞬間に、マサは寝息を始めています。
美佐子の身体は、2度の急停止をされて、身体が火照って、疼きが止まりません。
自ら、秘部に触れると、そこはシャワーを浴びたのにも関わらず、ぬめった状態のままです、突起も勃起を失わず、今か今かと待つてるようでした。
<もう、ダメ、誰でも良いの〜、美佐子の疼きを止めてくれる人なら>
完全に、美佐子の脳裏からマサの存在は消えていました。
<あ〜、狂ったように差し込まれたい、奥まで入れて感じたい>
実際に、オーガズムの快感を知ってる身体は、止める事が出来ません。あの頃のように、失神する位の快感を味わいたい。同級生の激しい動き、大学教授の終わりの無い動き、上司の執拗なまでの愛撫。
美佐子の頭の中に、過去のSEX体験が、走馬灯のように流れます。
それを思いながら、突起を擦り、秘部に指を入れて、かき回します。あ〜凄いわと言いながら、一心不乱に動かします。
しかし、それらがもたらす快感は、美佐子に取っては、余計に疼きを溜める結果となっていました。
マサは、その様子を、薄眼を開け乍らじっと見ていました。勿論、その脳裏には、他人棒によって、狂わされて行く妻を想像しながら。
いよいよ、実行の時が来たな、今の美佐子なら確実に、他人棒を躊躇いなく受け入れるだろう。
寝取られ、他人棒と言う台詞が、マサを実行に向かわせるのでした。