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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第4話『素人ドッキリマル秘報復』-3

 ドッキリはこの後も徹底して行われた。 仕事を終えてすぐ女性はシャワーを浴びたが、シャワーにはたっぷり特殊スプレーの原液が仕込まれていて、洗っても匂いがとれないどころか、髪までツンツンにマン臭が沁みて手の施しようがない。 諦めて更衣室で私服に着替えるも、私服にもスプレーがされており、女性は全身から芳香をまき散らしながら帰宅することを余儀なくされる。 帰り道にもドッキリが満載だ。 まず、女性が帰宅するバス車両に特殊スプレーが散布される。 当然、乗客乗員全員が彼女に注目し、『アンタが臭いのはわかってる』ことを視線でアピール。 既に女性は気力を喪失しており、乗客が一斉に立ち上がって女性を避けると、空いた席にそっと座る。 そのまま周りの視線に耐えきれずに俯くと、ポロポロ涙を零しながら、小刻みに肩を震わせていた。 

 自宅マンションに帰っても、ドッキリは終わらない。 ビル管理人もドッキリの一員で、合鍵で女性Aの部屋に侵入し、全部屋、浴室、キッチン、冷蔵庫、ベッド、ソファ、トイレ……何から何までたっぷり特殊スプレーを噴霧済みだ。 女性が自室のカギをあける。 普通なら異常な匂いに驚くはずが、たいしてリアクションもせず、そのままお風呂に直行だ。 ただしお風呂も手洗い場も水道管に芳香剤原液が詰まっているため、洗っても匂いはますばかり。 1時間以上お風呂に入って身体を擦り――特に膣とその周辺を、血がにじむほど乱暴にゴシゴシ洗い続けた――、結局匂いは取れない。 風呂からあがって化粧台に座り、手当たり次第に香水を吹きかけるが、匂いはますますキツくなるばかりで、女性Aは香水の瓶を壁に叩きつけた。 砕ける香水瓶から、芳香剤の原液があふれ、ますます部屋がクサくなる。 いわずもがな、管理人により香水系はすべて中身が入れ替わっているのだが……神ならぬ女性Aは知る由もない。 女性Aは、食事も摂らず、諦めてベッドに向かうと崩れるように布団にもぐった。 当然、一面マン臭で満ちた劇的にクサい布団の中。

 翌日。 再び仕事場に出向く。 昨日同様女性Aのデスク、私物、ロッカーは特殊スプレーで匂いつけ済み。 女性は常に俯いたまま、誰にも挨拶せずにタイムカードを押す。 同僚がわざとらしく『今日もクサいのがいるけど、頑張ってお仕事しようっと』や『いつもよりマシだけど、やっぱ匂うな』などと楽しそうに笑う中、1人口を固く結んだ女性Aは一言も発しようとしない。 ジムの開館時刻が迫り、めいめいがロッカーへ更衣に向かう。 女性は一番最後にデスクを立ち、他のみんなが更衣し終えたのを見計らい、自分のクサすぎるロッカーで更衣した。 摘まんだレオタードの股布に、そっと鼻をあてる女性A。 そこは同僚が特に念入りに特殊スプレーを噴霧した箇所で、匂った直後、その場で女性Aが嘔吐する。 昨日からほとんど食事を摂っていないため、えずくばかりの嘔吐ではあったが、黄色い胃液が水溜りを作った。 女性Aは嘔吐が収まってから、自分で雑巾をもってきて床を掃除し、嘔吐の原因となった超絶にクサいレオタードに足を通す。 匂の元凶部分が股間に重なり、嫌が応でも、自分がクサいと思い込むしかない。

 被害者の男性(38)がジムに現れ、隅で蹲る女性Aに話しかける。 『体臭がキツくて、嫌な思いをさせてすみません。 これから清潔にして、なるべくクサくないよう気をつけますので、もし匂いがキツくなったらまた教えてください』と、わざとしょげたふりをして、男性は女性Aに謝った。 たちまち女性Aの瞳に大粒の涙が溢れたと思うと、その場で大声で号泣する。 その場で床に額をつき、しゃくりあげながら『ごめんなさい、ごめんなさい』と繰り返す女性Aは、周囲に人だかりができて土下座する自分が見られているというのに、男性に謝罪を述べ続け――……男性がこっそり、女性Aに気づかれないよう、隠していた看板をカメラに向ける。 看板には『ドッキリ大成功!』とペンキで印字してあった。

 このあとは、本来の『ドッキリ』であれば『種明かし』になるんだろうけれど、この番組では『種明かし』など存在しない。すなわちターゲット女性だけは『ドッキリ』の存在を知らされないまま、何事もなかったように日常生活が回復するわけで。 基本的に、『ドッキリ』の終了はターゲットが『泣いて謝罪するまで』だ。 そういう展開になるまでの間、ドッキリは1日でも2日でも、長い場合は1週間ほど継続する。





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