再会-6
「ほら!早よ〜来んね!」
私の手首を掴んで強引に体育館内を移動する佐々木は用務員室に私を連れて入り、床の上に座らせた。
「美佐子、ええ子やの…」
座らせた私の前に仁王立ちした佐々木は両手のひらで私の頬を包み込み、しゃがみこみながらゆっくりと
唇を重ねあわせ、私の唇を軽く噛んだ後、唇をなめた。
『ダメよ…逃げるのよ!』
心の抵抗が、唇をギュッと閉じさせ、顔を背けねがら弱々しく「イヤ…」と言葉を漏らさせた。
その言葉を佐々木がどのように受け取ったかはわからないが、ジャージとパンツを脱ぎ、佐々木は近くに
あった椅子を取り寄せ、座り、
「まずは口でしろ…丁寧にな。
な〜に、老体なので何度もできんさ。
次出たら終わるから頑張りなさい。」
「…本当に?」
「先生は嘘は言わんよ。
ハハハ」
不敵に笑みを浮かべる佐々木を見て観念した私は少しずつ男根に顔を近付けながら
「早く帰らないと…」
恐る恐る根元に手をやり、だらんと元気をなくした竿を持ち上げるように上を向け
竿の先にキスをする。
何度も何度もキスをした後、舌先でアイスを舐めるようにペロペロと湿らせながら袋をやんわりと
マッサージするように愛撫していると次第風船が膨らむように大きさを増す。
亀頭のカリが膨らむのを見て、咥え込むと佐々木の吐息のような声が漏れる。
口を窄めてカリを刺激しながら、竿を扱き、袋越しに球を愛撫してると、男根の先端が私の唾液以外の
液体でぬめりを帯びてくるを感じ、佐々木の吐息も荒くなる。
口での奉仕を続けていると
「はぁ…美佐子…いいそ…沢山のを咥えてきたんだな…
清楚な葛西美佐子も今ではこんなになりおって。
また、ワシのもこんなに元気になりおった…
もう一回…いいよな?」
しゃがんだ私を持ち上げた佐々木はブルマーとショーツを剥ぎ取り、強引に椅子に座った自分の上に
私を跨らせた。
「イヤ…イヤ…約束が違う」
腰をくねらせ、ささやかな抵抗をして挿入を拒んでもずきつく抱かれ、対面座位のまま、ぶずぶと再び深く貫かれ
「大人しくせんね!
出したら終わるけん…」
突き放そうとする私を太腿に手をやり、持ち上げた佐々木はズシンと突き落とし、ピストンを始める。
ギシギシと音を立てる椅子の上で、佐々木は私の身体でオナニーを続ける。
時折、佐々木は私の唇を奪い、舌を入れようとするが私は最後の抵抗をするように顔を背けるものの、
「…ぁ…イヤ…ぁん…」
拒む言葉に喘ぎ声が混じる。
それを聞いた佐々木は
「美佐子…
良いぞ!気持ちいいよ!
あの頃よりも今の方が綺麗じゃよ
ずっと言いたかったんじゃ…
好きだぞ…
美佐子…」
突き上げられながら、不意に佐々木から愛の告白を受け、フラッシュバックのように当時の記憶が蘇る。
「美佐子…
あの頃、こうしていれば…
葛西君…
いい女になったな…
美佐子…
愛しい美佐子…」
佐々木の愛のささやきはとめどなく続く中、思い出に浸っていると先ほどまでの抵抗よりも佐々木への
恋愛感情が時を超えて再び溢れ、身体もピストンの度に愛液が伝い、佐々木の太腿に毀れてくる。
憧れの佐々木先生に書いたラブレター
遅くまで学校に残り、先生の帰りを待ったり
先生の前ではスカートを短くして注意を受けようとしてみたり
大人の情事を営みながら、甘酸っぱい思い出に包まれる
「ぁぁ…先生…」
何気ない言葉が漏れ、それを聞いた私は突き上げられながら自分から佐々木に覆い被さり、唇を奪った。
舌を入れると佐々木も受け入れ、対面座位のまま繋がりながら、夢中で舌を絡める。
佐々木も気持ちを組するようにギュッときつく抱きしめ、私も抱き返しながら床に脚をついて、自分からも
腰を動かし、快感の共同作業を行う。
「はぁ…先生…ぁぁ…」
「葛西君…」
夢中で腰を動かし、唇を重ね、時を過ごしていると二人の気持ちと肉体が高まり、どちらともなく、
「いくいく…」
佐々木は素早く男根を抜き、お臍や太腿に迸らせた。
「はぁはぁ…」
椅子の上で抱き合ったまま、お互いの荒い息遣いが響く中、佐々木は
「次の練習はいつだい?」
「来週の水曜…」
「待ってるよ、美佐子」
キスをする佐々木を拒む私はもう居らず、時間を惜しむように舌を重ねる私がいた。
『くせになりそう…』
心の中で次の練習を心待ちにしている私がいた。