桔梗のショー-4
「幸恵ちゃん、もう少し支えてて」
里子と井上は桔梗の脚を一旦降ろし、吊り縄を外して胸縄をかけたフックに引っ掛け直して再度吊り上げた。
今度は桔梗の躰が二つ折りになり、両脚がバンザイしたようになる。
「アナルも可能、だったわね?」
「里子さん、あまり無茶なことは……」
幸恵が心配そうに言うが、まだ息が荒い中で桔梗が答える。
「……大丈夫です……準備もしてありますから……」
里子は桔梗の傍に座り込み、右手の指をアナルに入れ、左手ではゲストに晒されたクリトリスを弄る。
「ああああ……」
幼い声だが、なんとも切なげでぞくっとさせられる。
「なるほど、しなやかな括約筋ね……少しほぐせばすぐにでも……」
右手で括約筋をほぐしながら、左手では割れ目を割ってみせる……綺麗なピンク色の肉が割れ目から覗き、なんともエロティックだ。
「アナルバイブを……パールのタイプがいいわ」
里子は井上からバイブを受け取るとアナルに挿入し、ゆっくりとピストンさせる。
「ああああ……いい……あああああああああ……」
里子の左手に愛液が滴り、手首まで濡らして行く……ゲスト席から生唾を飲み込む音が聞こえる。
「レギュラーサイズのくねるバイブを……そこまで充分に受け入れられるわ、それと電マも」
井上からバイブを受け取る。
「私はこのまま開いているから電マは井上君が」
井上も膝をつき、里子が広げている割れ目に電マを強く押し付ける。
「ああああああああああ……あああああ……ああ……」
桔梗が吊られたまま身悶えする、それに構わず里子はレギュラーサイズのバイブをアナルに突き立てる。
「うああああああああああああ……あああああ……ああああ……逝く……逝きそうです……」
「まだよ」
「ううううううううう……あはああああああああ……ああああああ……」
また下唇を噛みしめて耐える、吊られた足指が強く折り曲げられている。
アナルに埋め込んだバイブにも電マを当てる、くねりに加えて強烈な振動が桔梗の直腸を責め立てる。
「ううううううううううううううううううううううううう……」
また下唇が白くなって来る。
「いいわ、逝きなさい」
「あはああああああああああああ……あはっ……あはっ……はっ……」
痙攣がさっきより強くなり、呼吸も荒い。
里子は桔梗の後ろに廻り、胸縄につけた吊り縄を解き始める。
「井上君、ちょっと背中を支えてて」
吊り縄を解き終えると、井上に言う。
「いいわ、ゆっくり降ろして」
桔梗は逆さ吊りにされた……まだ痙攣も収まらず、息も荒い。
「バイブをもう一本」
井上は少し心配そうに門村を見やる……それに気付いた門村はゆっくりと頷いて見せた。
里子はアナルにもう一度バイブを突き立て、更に新しいバイブを割れ目に押し込んでしまう。
「ああああ……あああああ……ああああ……」
荒い息で喘ぎ声が途切れ途切れ……それに構わず里子はムチを振り始める。
ピシッ、ピシッ、ピシッ、ピシッ。
軽い桔梗の躰が振り子のように揺れ始める……断続的な喘ぎ声は続いている……。
里子はムチの手を止め、門村に語りかける。
「門村さん、この娘…………」
「ああ、そうだな……言ったろう? 真性のMだって」
「ええ……こんな娘見たことないわ……ここまで責めても悲鳴も上げない、それどころかこんなに濡らして……」
「そうだろう? いわば性の英才教育を受けてきた娘だ、だが気をつけてくれよ、体が小さい分、体力の限界は低い」
「ええ、そこはわきまえています……廻しの経験もあるんですよね」
「ああ、ちょくちょくな」
「では、そこまでで……」
「ああ、いいところだと思う」