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エロスの神に選ばれし少女〜桔梗
【ロリ 官能小説】

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大沢商事にて-5

「ああ、あまりにも普通じゃないからな、その方がいいだろう、そうだな……中学ってのは何時頃終わるんじゃ?」
「四時頃じゃないかしら……あんまり昔のことなんで良く覚えてませんけど」
「それじゃ、明日の五時、駅前の鰻屋でどうだ? 里子は大体その頃晩飯を食うんじゃろう?」
「ええ、奢ってくれるんですか?」
「ああ、桔梗にも食わせてやろう、ろくな物を食ってないだろうからな」
「孫に奢ってあげるみたいですね」
「なんとなくな、哀れなんじゃよ……孫ほどの歳の女の子を抱いちまってから言うのもなんだがな……」


 翌日、学校帰りの桔梗、出勤前の里子と待ち合わせて鰻屋の個室に入る。
「何でも頼んでくれ、わしの奢りでいいからな」
 嬉しそうにお品書きに見入る桔梗は、少し影のある大人びた表情が消えて子供そのものの顔になる、中学の制服を着ているのだが、サイズが大きくてなんとも野暮ったい。
「学校には毎日行ってるの?」
「はい通わせて頂いてます」
「放課後は何をしてるの?」
「事務所のお掃除とか、お洗濯とか、お料理なんかも」
「夜のお相手とかさせられてるの?」
「時々は……でも強要はされてないんです、皆さんが良くしてくれるからそのお礼の意味で……」
「そう……食べるもの決まった?」
「はい、鰻重の梅で」
「松でいいのよ、大沢さんお金持ちなんだから、ねえ?」
「ははは、構わんよ、ついでに肝吸いもつけてもらおう」
「良かったわね……ああ、でも、なんだか調子狂うなぁ……」
「娘位の歳じゃからな、わしら、親子三代に見えるじゃろうな」
「本当に……」
「桔梗に聴いておきたいことがあるんじゃないかね?」
「ええ……調教って、具体的にどうだったの?」
「何をされてたか、ですか?」
「うん、そう」
「大体何でも」
「ムチとか、蝋燭とか?」
「はい、お父さんは縄を上手に結べなかったから吊りはあんまりされませんでしたけど、撮影では大体いつも吊られてました」
「挿入されたりは?」
「それもいつも……」
「一回の撮影で何回くらい?」
「大抵は男優さんが二〜三人で一人が三〜四回でしょうか」
「痛くならない?」
「なります……でも口やお尻でも……」
「アナルまで……ちゃんと開発してくれたの?」
「一応……でも本番の時、中々入らなくて」
「痛かったでしょう?」
「でも今ではもう……」
「バイブとかも入れられた?」
「それもいつも……」
「そう……もういいわ、聴きたいのはそれだけ」
「もう良いのかね?」
「ええ……要するにひととおり全部体験してるってことですわ、それも何回も何回も……体は小さくても並のAV女優も顔負け……」
「じゃあ、わしからも……何か好きなことはあるかね?」
「撮影でですか?」
「いや、そうじゃなくて、音楽とか本とか」
「本は大好きです、音楽も好きですけどCDプレーヤーとか持ってないし……」
「本はどうしておるんだ? 小遣いをもらっとる訳ではないんじゃろう?」
「学校の図書室で借りて読んでます」
「おしゃれもしたいんじゃろうな……」
「それは……それほど興味ないんです、必要な分は持ってますからそれで……」
「テレビとかは見るの?」
 今度は里子が訊く。
「夕食の後、皆さんと一緒に……でも勝手にチャンネル変える訳には行かないし、後片付けもあるから……」
「アイドルとかに憧れる年頃なのに」
「あ、でもこの間の冬季オリンピックは見ました、フィギアスケートとか……あたし体は柔らかいんです……小さい時から脚開いてましたから……」
「そう……でも理由がちょっとね」
「あ……でも、私、嫌いじゃないんです、責められるの、小さい頃は嫌で嫌で泣いてましたけど……今は感じる体になりましたから」
「十三歳で感じる体と言うのもね……」
「ホント、気にしないで下さい、幸せな子供時代だったとは言えませんけど、根がエッチなんだと思います、きっとお母さんもそうだったんじゃないかって……廻されたりしてもちゃんと感じてますし、責められるのも嫌じゃないんです、だってきつく責められる度に前より感じるようになるし……」
「…………」
「本当に、日曜日は遠慮なく責めて下さいね……私、それくらいしか……」
「もっと生意気な娘だったら良かったのに……」
「……ごめんなさい……白けさせちゃったみたいで……」
「いいのよ、あなたのせいじゃないわ」
「ああ、桔梗のせいじゃない……お、鰻重が来たぞ、食おうじゃないか」
「うわぁ……おいしそう……」
「おいしいわよ、ここの鰻は、私も大好きなの」
「鰻がはみ出してる……」
「そうよ、松だもの、一匹丸々なのよ」
「これ……随分と高いんじゃないんですか?」
「中学生が何を気にしとる、遠慮せずに食ってくれ」
「頂きます……うわぁ、本当にとろけるみたい、こんなの初めてです……」
 桔梗は鰻を一口口に運ぶと、箸を置いて俯く……と、その膝頭を涙が濡らした。
 大沢と里子はこの小柄な少女が辿って来た運命の過酷さに思いをはせずにはいられなかった……。
 


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