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【学園物 官能小説】

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秘密の生徒指導-3

そのTバックは、まさに今日身に着けているもので、これを履いてするオナニーはいつも以上に感じてしまうのだった。


それだけに、友美の楽しみを邪魔した飛坂にはいつにも増してウザい気持ちが募り、できるだけ話をしないで済むよう、席を立った。


(……時間も中途半端だし、奈緒を迎えに職員室に行こうかな)


そう思いながら友美が廊下を出た瞬間、


「河井、学校はスマホ禁止なのしらんのか!」


と言う怒鳴り声が飛び込んで来た。


驚いて声がした方を見てみると。


廊下で肩を小さく狭めて俯いているのは、クラスのギャルグループの河井(かわい)まどかだった。


他の中学に彼氏がいるという河井は、昼休みを利用して彼氏と連絡を取り合っていることが多いらしい。


そこを、生徒指導の芦屋(あしや)先生に見つかってしまったのだろう、彼の手には可愛いスマホケースがあった。


小さくなっている河井に対峙する形で、芦屋は仁王立ちで彼女を睨んでいた。


人はたくさんいるのに、すっかり廊下は静かになっている。


それほど芦屋の存在は圧倒的だった。


体育教師、野球部顧問である芦屋は、ガッシリした体躯に185センチ程はあるせいで、その威圧感は相当なもの。


スラリと背が高い河井ですら、芦屋を前にすると小さく見えた。


「……それにそのスカートの丈。明らかに短い。うちの学校は膝丈だろうが」


「……すみません」


「河井、お前はこないだの服装検査でも引っ掛かってたじゃないか。何度言えばわかるんだ。スカート丈が直るまで、お前だけずっとジャージでいろ! あと、スマホは帰る時まで預かっておく」


その言葉に、河井がハッと顔をあげた。


「す、すみませんでした! スカートは元に戻します! 今日だけジャージで授業を受けます! だからスマホは没収しないで下さい!」


必死で芦屋に食らいつく河井は、涙声で必死に訴えていた。









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