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美紀子
【熟女/人妻 官能小説】

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諦め-2

「さあ、俺の額に傷を付けてくれた落とし前をつけてもらうぜ」
「ふん、何言ってるのよ。……私のほうが、どれほど傷がついているか……。
 なによ。……そんな、こぶのひとつくらいで……」
 子猫のような顔つきがいつのまにか山猫のように変わり、憎悪をむき出しにしていた。
「なにぃ。……この傷はこれからもずっと残るんだぜ。
 奥さんのなんか、洗って拭けばわからないじゃないか。
 それに、もともと挿れてもらうためについているものじゃないか。……それを使わない手はないんじゃないか?」
「な、なんてこと……」
「さてと。……これから一晩かけてじっくり楽しませてもらうぜ。男はこの幹哉もいるからひっきりなしに奥さんに突っ込んで、女冥利に尽きるほどその身体を快感で酔わせてやるから楽しみにしてろよ。
 たぶん明日の朝には、声も嗄れて、身体も動けなくなってるってもんさ。
 それと、奥さんにも後に残る傷を付けてやる」
「えっ……これ以上何をするっていうの」
「ふふふ……心の傷さ。
 まずは、奥さんのお尻の処女をいただくぜ。前のバージンはどこかの男が奪っていったけれど、尻の方はまだ手つかずみたいだからな。
 なぁ、これってお互い様だよなぁ」
「お尻?……お尻って。まさか……」
「まぁ、いまは、アナルセックスの経験者もかなりいるって聞いてるから。……奥さんも流行の先端を行くことになるかも……。
 そして、仕上げは……?」
「えっ……何なの?」
「アナルとマンコの両方に挿れる、二穴挿入さ。
 俺とそこの幹哉が、奥さんが満足するまで、二つの穴を使って充分出し入れしてやるさ」
「そんなことしたら、……壊れてしまう。……ひどいわ」
「ひどくはないさ。.……素晴らしい極楽体験ができるってものさ」
「やめて……もう」
「そして最後には、そこに座っている犬のジュンも順番待ちだからな……」
「ええっ?……犬ですって?」
「そうさ、犬と愛し合うのさ」
「まさか……」
「あの犬のジュンは、幹哉の姉ちゃんの恋人なんだぜ。
 だから、人間の女の相手には慣れているんだ」
「そんなの人間のすることじゃないわ」
「人の尊厳なんか関係ないさ。オナニーしようとしている奥さんは、人ととしての尊厳はあるのかな」
「だめよ。絶対に……」
「奥さんは嫌がっても、犬は違うぜ。どこをどうすれば喜ぶのか、犬のくせにツボをよく知ってるんだ。奥さんも期待して待ってればいいさ」
「止めて、ちょうだい。……ほんとに、それだけは……」
「なぁ、奥さん。……初めてだろう、犬とやるのは?
 やった後は、もう感慨無量になるらしい。
 やった女はみんな言ってる。……もう、人間の男は相手にできなくなるって話だぜ」
「なんてこと。……なんてひどい人たち……」

「さぁ、幹哉!
 支度をするからそれまで、奥さんをおもちゃにしてていいぞ」
「へへへ、そうこなくっちゃ」
「ただ、触るだけだぞ。
 まぁ、指を入れるまでは許してやるが……」
 武史の声が聞こえているのか、幹哉は返事もせずに、プラスチックテープで固定されている美紀子の身体の向きを仰向けに変えようとしていた。
「おい、幹哉、わかったか?」
「ああっ……わかってるって」
 そして、仰向けになった美紀子の乳房に、嬉しそうに幹哉の両手が伸びていった。
「せっかくだから、まずはオッパイから……。へへへ……。
 おおっ、……柔らけぇ」
 幹哉は乳房を揉みながら、満足そうに笑っている。
「そうだろぉ……おまえのセフレの裕美の未熟なオッパイと違って柔らかいだろう」
「ふん、裕美に触ったこともないくせに……」
 不満そうな顔をしたが、たちまち嬉々とした表情に変わって、すぐさま右手を下腹部に這わせていったのだ。
「いやだぁ、……やめてぇぇ……」
 その悲鳴を嬉しそうに聞きながら、武史はバッグの中からどんどん道具を取りだし座卓の上に拡げていった。
 その時だった。


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