ＪＫとＪＳ-3
桔梗と女子高生が同時に降ろされ、後ろ手に縛られたままギャラリーに開放されることがアナウンスされると、若い者はいっせいに桔梗に群がった。
桔梗の方がはるかに長く、きつい責めに晒されていたことは間違いないが、女子高生の方も逆さ吊りにされ鞭を受けていたのだ、それがほったらかしにされている……。
（やれやれ……）
門村は腰を上げて女子高生を助け起こして後ろから抱いて支えてやる……しかし、女子高生の目は桔梗に釘付けだ。
「あの娘……どういう娘なの？……」
「いや、俺も知らないよ」
「半端じゃない……」
「ああ、俺は結構SMビデオの撮影現場にも立ち会ってるが、あんな娘は初めて見るな」
「……あんなに小さいのに……」
「ああ、何歳なんだろうな？」
「十一歳……五年生だって……」
「そうなのか……五年生にしても小柄だな」
「そうだね…………あたし、援交だけじゃなくて廻しとかもしょっちゅうなの」
「そのようだな、四人相手に感じまくってたくらいだから」
「だからSMショー形式って聞いて興味持ったの、もしかしたら凄く感じるんじゃないかって……」
「鞭や蝋燭は御気に召さなかったようだな」
「……辛かった……でもあの娘は……」
「ああ、愛液を滴らせてたな……」
「とても敵わない……あたしがSMショーなんて十年早かったわ……」
「そうでもないぜ、お前さんも捨てたものじゃない、四人相手に悶えまくるなんざ、並じゃないよ」
「……ホント？……」
「ああ、だが、比べる相手が悪すぎた……あの娘は特別中の特別だろうな……」
若い者達が群がったのは桔梗を犯すためじゃなく、余りにハードな責めに耐えて見せた桔梗を介抱するため……脚に食い込んだ縄の跡をさすってやったり上着を脱いで風を送ってやったりしている……しかし、桔梗の回復は速く、「もう大丈夫」とにっこり笑い、最初に桔梗に行った下っ端の腕に抱かれてディープキスをしてみせると、血の気の多い男たちの欲望に火がつき、桔梗はしばしの間、喘ぎ続けることになったが……。