衝撃の放課後-8
「奈緒はやっぱり感度いいよな」
顔を上げた野々村は、今度は指を奈緒のヴァギナに入れた。
「んっ、やあっ!」
ユサユサと腕を動かす野々村。その指先で奈緒の中をどんな風にかき混ぜているのだろう。
友美が自分の中指をそっと膣へ導くと、愛液が潤滑油となって容易く中へ埋まっていく。
「っ……!」
声が出そうになるのを、空いた方の手の指を噛んで堪える。
こんなとこでオナニーなんてしなければ済む話なのだが、身体が止まらない。
親友のセックスを覗きながらオナニーなんて、正気の沙汰ではないけれど、この異質な空間では何もかもどうでもよくなっていく。
友美はただただ、乱れに乱れている奈緒のように、何も考えずに快楽の渦にのまれたかったのだ。
「真面目な奈緒が、実はこんなにエッチな女の子だってみんなに知れたら、驚かれるだろうなぁ」
「やっ……、そんなことな……」
「そんなことあるよ? だって、こんなにもここをグショグショに濡らして。聞こえるだろ、このやらしー音」
「ああっ、ああっ……」
野々村の抜き差ししている指に合わせて、ニチャニチャと湿った音が響く。
(奈緒、そんなに気持ちいいんだ……)
友美も野々村のように指を動かすと、同じように感じている証が人気のない廊下に響いていた。
自分で弄ってもかなり気持ちいいのだから、他の人に触られたら、どんなに気持ちいいんだろう。
野々村がさっきしてた、舌を使った愛撫。
ーーあたしもあんな風にじっくりココを責められたい。
舌に見立てた指先を、膣口からクリトリスに向かって前後に動かすと、膝から崩れ落ちそうなくらいの快感が駆け巡る。
「あんっ……た、猛……」
「ん?」
「お願い、もう……これ以上焦らさないで……」
奈緒が泣きそうな声で、そう訴える。
それを見ていた野々村は嬉しそうにベルトを緩め始めた。