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あかりの進む道
【同性愛♀ 官能小説】

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性交後 前編-1


真琴さんは枕にうつ伏せて腕にあごを乗せてる。
真琴さんの背中はとてもきれい。
汗ばんだ、大人の女の人の匂いがたまらない。
私はキスを止められない。
お姉ちゃんもいつもこうしてるに違いない。

「さっきの『こころのかたち』の話しは、ハルちゃんが教えてくれたんだよ」
「えっ?」

知らなかった。
他人に対してぶあいそうなお姉ちゃんが、そんな事を考えていたなんて、意外だった。

「あかりのこころはまだ柔らかいから、知らない人にいびつにされるのは嫌だ、って」
「あっ…」
「妹想いのお姉ちゃんだね」
「はい」
「私は、ハルちゃんのそういう所が好き」
「私も好きです。…尊敬します」
「あかりちゃんも大好き!」

真琴さんは顔をこちらに向けてニッコリする。

「お姉ちゃんとはもっとするんですよね」
「毎回じゃないけどね」
「お布団が汚れちゃう」
「ラブホのお風呂場とかね」

何から何まで知らなかった世界。

「真琴さん。私、真琴さんの言う事なんでもします」
「ダメ」
「教えてくれたらお姉ちゃんよりも頑張ります。だから、また…」
「約束でしょ?」
「ペットでいいんです。真琴さんに躾けて欲しいんです。私、もっと出来ると思うんです」
「ハルちゃんはこういうことを心配してたよ」
「えっ?」
「あかりはまだ思春期だから、きっと性に溺れてしまう、って。
相手が知らない人だったらなおさら不安だよね。
あかりちゃんが私に抱かれる事を許したハルちゃんは、本当に偉いと思う」

私の心は二人に全部見透かされてる。ガラス張りだ。
これでダダをこねたら恥の上塗りだ。
それくらいは分かる。

「…すいません」

真琴さんは体をこちらに向けて、笑顔で頭を撫でてくれる。

「よしよし。いい子いい子」

私、今は子供でも構わない。

「さて。
ハルちゃん少し淋しいかもしれないね。妹に彼女取られて」

そうだ。きっとそうだ。

「お姉ちゃんをなぐさめてあげてください、お願いします」
「いいな、姉妹って。私、一人っ子だから羨ましい」
「…真琴さんも、私のお姉ちゃんになってください」

真琴さんは、これ以上無いくらいに顔を輝かせます!

「そうだね!それがいいね!」

真琴さんは、私をギュッてしてくれる。

「あかりちゃんは私の妹!」

真琴さんに喜んでもらえた!


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