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あかりの進む道
【同性愛♀ 官能小説】

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性交後 前編-2


真琴さんは私のお姉さんになった。
真琴さんはお姉ちゃんの恋人で、私のじゃない。
でも、
お姉ちゃんと私がする事なら、真琴さんともOK。それ以上はNG。
ちゃんと守れるならという条件で、アパートにお出入りの許可が出た。

「ハルちゃんはハルちゃん。あかりちゃんはあかりちゃん。私は二人とも大切よ」

お姉ちゃんは、
真琴さんの隣にちゃっかり座る私を見て、仕方ないって顔をする。
でも、以前よりずっと優しくなって、私から見ても人付き合いしやすくなった。

お姉ちゃんは妹の私のために、大切な恋人を貸してくれた。
この借りはとても大きい。一生ものだ。
その事について、一言も言わないお姉ちゃんは本当に偉いと思う。カッコいい。

不意を狙ってお姉ちゃんに襲いかかる。

「チューさせろー!」
「何すんだっ!」

ブロックをかわして、辛うじて頬に唇が触れる。

「やった!これで真琴さんにホッペチューOKね!」
「バッ、カじゃないの?」

私は全然気にしない。
真琴さんの隣に戻る。

「失礼します」

じっとしてくれる真琴さんの頬に唇を触れる。
真琴さんはおかしそうに笑ってる。
幸せ。
今はこれで十分に幸せ。

お姉ちゃんは真琴さんが好き。
真琴さんはお姉ちゃんが好き。
私も真琴さんが好き。
お姉ちゃんも大好き!
私は、この先どこまでも二人の味方になると決めた!


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