白いニット-6
タクミの言葉を聞いたちづるは
また親指をしゃぶり、
じっとタクミを見つめている。
タクミは、
自分の言葉に傷ついた事が
すぐ分かった。
しばらくセックスを続ける。
「 はぁ、 、、
っ はーーー、、
ほら、、
気持ちぃ?」
ちづちゃんの
気持ち 分かるのに
、 、 、、
なのに なんで
優しく出来ないんだろう
いつも
追い詰めたく なる
「 、、そういやさぁ、、
こないだの 俺の初体験の話、、
相手の女の人の 寝室
っ はーーー、、、いつも
いい匂い してたんだよ
アロマ? 好きだったみたいで 」
「 〜っ んっ、 んっ はぁ 」
「だから、それが、、俺の
エッチのイメージだったかも
いい匂い の
はーーー、、
甘い 匂いだった、、 」
「 〜っ ?
はぁ んっ うん、 、 」
「 、、ふふっ
はーー、、 俺らの エッチの
匂いは 〜っ はぁ
なんだろーね? 」
「 、 はぁ、、 、 ! ぁ」
、 ぁ 。
私の
〜っ 、 、
「 っ はーー、、、
分かるよね?
っ ぁーー、、 はぁ、、 」
「〜っ んっ、、 んん 」
ちづるは動揺し、
親指をしゃぶりながら
タクミから目を逸らす。
どこを見てよいのか分からずに
キョロキョロと顔や目を動かす。
タクミが静かに言う。
「はぁっ、 、 はーー、、
大丈夫 だよ、、
だって 俺 」
傷つけるのも
甘やかすのも
俺だけでいいのに
「 俺は ね、、?
おしっこの この匂いのが
好きだよ 」
男も 女も
入ってくんなよ
ちづちゃんに
「 っ はーーー、、
こっちの匂いのが
興奮 する 」
「 〜っ はぁ っ んっ
うっ ん っ んっ、、、
はぁ っ ぅそ 」
「 っ はーーー、、
嘘? なにが 」
「 〜っ はぁ、 、
ん ふぅ ん はぁ ぁ」
タクミ君 優しいから
だから
〜っ 〜っ
あ 。
「 はぁ イク っ、 、
んん はぁ 」
「 っ はーー、、
いいよ、、 イって
、、、嘘じゃ ないよ
俺は はぁっ、、、この匂いが
1番 」
「 〜っ ぁっ あ 」
ちづるはイった。
しばらくそのまま
セックスを続けるとタクミもイッた。
タクミは今日も
セックスをしていた時間を
短く感じ、ほんの少し焦燥した。
セックスが終わると
2人は部屋着を着た。
ちづるは新しいパジャマを取りだし、
ほんの少し濡れたお尻に敷いてあった
パジャマを風呂場に持っていった。
そのあと布団に戻る。
タクミはちづるを
引き寄せて腕枕をしている。
ちづるは不思議な気持ちで
近い距離のタクミを見る。
「 ん? どしたの?」
「、 、、タクミ君 て 」
「 ?」
「なんか、、
やっぱり分かんない。」
「何が?」
「考えてる事。 とか、、、」
「そーぉ?」
「、 、 、、、。」
もう 不機嫌じゃないのかな