私は「手先娼婦」-1
二学期が始まってしばらくした放課後。
誰もいない教室に、みりぅと、同級生の春良(はるよし)の姿があった。
春良は机をいくつもならべた「ベッド」の上に、下半身裸であお向けに寝て、その頭にはスマホを取りつけた「3Dビュワー」が巻きつけられている。
彼は両手にコントローラーを持って、しきりとキーを操作している。
そしてみりぅは、天井に向かって固くそそり立つ春良のチンポを軽くにぎりしめ、指先でさすっていた。
みりぅは、学校の男子達から頼まれては、彼らのチンポを癒していた。
自他ともに認める「不美人」であるみりぅが、男子達の心をとらえているのは、彼女の手先が男達のチンポに まきおこす快感の「タイミング」にあった。
みりぅは幼いころから兄や父親、そして知り合いの男達のチンポに触れることが好きだった。
多くの男達のチンポに触れるうちに、みりぅはチンポの「表情」が読みとれるようになってきた。
男のチンポを軽く撫でると、チンポの方から、
「ここをいじってちょうだい。」
「こんな早さで しごいてちょうだい。」
などと訴えてくる。
みりぅは、それを聞きとりながらチンポに触れていた。いや、それを聞きながら触れる事が好きなのだ。