私は「手先娼婦」-5
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冬休みが近づき どんより曇って寒い午後、学校の二階の書庫にみりぅと下級生のコヨタがひそんでいた。
コヨタは窓際の低い長椅子に下半身裸で腰をかけ、みりぅはその前に座って 彼のチンポを軽くさすっていた。彼のチンポは まだ薄い陰毛に装われて、そのピンク色の尖端はみりぅの手の動きに合わせて包皮に見え隠れしていた。
「先輩、知ってますか?」コヨタがみりぅに声をかけた。
「南半球の夜空の星座って、すき間だらけだったから そのすき間を埋めるために、ひとりの学者がなかば やっつけ仕事で星座を考えたんですよ。」
みりぅはチンポをさすりながら、微妙な笑顔で聞いた。
「それって、どんな星座なの?」
コヨタは目を閉じてうっとりとした笑顔で言った。
「『じょうぎ座』とか、『とけい座』とか、『ポンプ座』とか……」
みりぅはさっきからコヨタに、この場と何の関わりのない「豆知識」を聞かされていた。
しかしみりぅは 手の中で固く揺れ動くコヨタのチンポの表情から、これまで女性に性器を見せた経験もなかった彼の「照れかくし」である事を感じとっていた。
そして彼がもう一つかくしている「欲」がある事も、チンポに触れているうちに伝わって来た。
みりぅはコヨタのチンポから手を離した。
「えっ…… ぼく、うるさ過ぎましたか?」
愛撫を中断されて戸惑うコヨタの前で、みりぅは制服の前を開き その奥から乳房を溢れさせた。
「せ、先輩ッ?」
コヨタは目を見開いて、初めて見る「親族以外の」乳房に顔を寄せた。
「さっきから、ずっと心の叫びが聞こえるからね。やたら大きいから垂れてるオッパイだけど、こんなのでよかったら触ってもいいよ。」