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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第19話 29番日誌R-4

 1科目目は『姿勢保持・基礎』。 教官が口にしたポーズを即座にとり、『よし』と言われるまでジッとするだけの試験だった。 こういうと簡単そうだけど、巡回する『体育委員』の指導が入るから、全然簡単じゃない。 ペッ、て通りすがりに痰を顔面にかけられたり、真正面から唾を目に飛ばされたり、往復ビンタに乳ビンタ、尻キックから腹パンチまである。 当たり前だけど、そんなことをされても一切動いちゃだめで、眉ひとつ動かさないのがルールだ。 前からやってきて叩かれるのは、心の準備が出来るからマシな方で、後ろからいきなりオマンコを蹴られたら、ジッとしてなんていられない。 まあ、多少身体がぐらついても、瞬時に元の姿勢に戻ればセーフ扱いしてくれた。 けれど、何をされたかは関係なく、倒れてしまったらアウト扱い。 結局教官が『よし』といった時点で立っていられたのは、10人ちょっとだったと思う。

 2科目目は『姿勢保持・応用』。 器具の一部になってから、ジッと動かずにいられるかどうかの試験だった。 器具というのは、『体育委員』の先輩方が用具倉庫から引っ張ってきた『簡易便器』――牝用の座式便器ではなく、殿方が立って小用を足せるように設(しつら)えられた、琺瑯びきの『立ち小便用便器』――で、牝の身体と完全に一体化させるタイプじゃなく、その場で牝の頭部を底にセットするタイプだった。
 便器は全部で5台。 【1番】さんから【5番】さんまでが、最初に便器の前に寝そべった。 首を便器底の窪みに嵌めて、便器の奥に頭を押し込んでから顔を上向けにする。 小便の狙いがつけやすいように、口をめいいっぱい開いて咽喉突起――いわゆる喉ちんぽ――を見せる。 首から下はというと、お尻を浮かせて足首を握り、まんぐり返し気味に腰をもってゆく。 普通は双つの乳房の上に靴をのせ、靴の汚れをふき取りながら排尿するが、排尿に疲れたとき、便器役の牝のオマンコに座って用を足せるようにとの配慮がある。 尿を口で受け止める時にも作法があり、まず目は絶対に閉じてはいけない。 尿が逸れた場合に自分から口をもってゆくことと、尿の途切れや残尿を迸らせるタイミングを目視するためだ。 次に口に入った尿は全部飲み干すんじゃなくて、常に一定量の液体が口に含まれるようにする。 そうすれば周りに飛び散る尿が抑えられるし、ジョロジョロという口の中から聞こえる音色でもって、排尿側は用を足していることを実感できる。 おっぱいを踏みつけられても、尿が逸れて鼻の穴に入っても、何があっても苦悶を浮かべてはいけないし、照れ笑いだってもっての他だ。 ひたすら無表情な器具に徹し、ジッと尿を飲み乾し続ける姿勢を保つことで、便器の務めを果たす素養が及第になる。 
 尿を放つのは『体育委員』の役目だ。 2Lの『原尿』――匂いも味も、色まで本物そっくり――を詰めた特大シリンダーをお股に挟み、勢いよく『疑似立ちション』する。 零さず、残さず、自然に喉だけ嚥下し続けることができるかどうか、チェックするのも『体育委員』。 『体育委員』と8号教官の両方が審査して、ミスがなければ合格になる。 こんな厳しい条件を一発でクリアするなんて、そうそう出来るわけない。 ちなみに最初にテストを受けた5人では、唯一【2番】さんだけが合格だった。 (私も、おっぱいを強く踏まれた拍子に鼻にオシッコが逆流して、咽てたくさん零してしまったから……さくっとアウトになっちゃったクチです)

 最終的に10人が合格。 残りの時間は不合格者25名の特別指導だった。 不合格の一番多い原因は、オシッコを口から零すことだったので『排泄物を飲み干す訓練』だ。 先ほど原尿を詰めた特大シリンダーに『疑似便塊・茶色いゼリー』を詰めて、合格した生徒のアナルに挿入する。 中身を一旦生徒の腸に納めたところで、不合格者は唇をアナルに密着させる。 あとは生徒の排泄に合わせ、ゼリーを嚥下するだけだ。 茶色いゼリーは無味無臭で、余裕で呑込むことが出来た。 一度腸に納めたせいで、ゼリーには一部本物の大便も混じっていたけれど、量にしたらどうってことはない。 ウンチをする側に回った生徒も、ちゃんと勢いを調節して排泄してくれたし、なんとか気道を確保しながら喉を鳴らし続ければ、窒息する手前で全部飲み干せた。 私を含め、見事全員が一度で合格したから、体育委員の先輩方はビックリしていた。 (2号教官の最初の指導で、私達は既にしこたま本物のウンチを食べさせらてますからね。 今更苦いウンチが混じったくらいじゃ怯みません) 
 
 以上、特別指導を含め、きっちり7限までにテストは終了。 次の体育は不合格者が再テストです。 こういうスッキリしない科目を早く終わらせるためにも、全員協力して、イメージトレーニングして、絶対次で合格してみせます!
た残り25人は、ジッとすることが出来ないなら、せめて表情を含む姿勢を変えずに与えられた動きが出来るように、ということで流動ゼリーを肛門に3L注射した。 教官の指示で600mL分ずつ、各ポーズの途中で脱糞(脱ゼリー)する決まりだった。

 ひたすらオシッコを我慢しながら、クラスメイトがお尻から茶色のゼリーを出す様子を見た。 どうしたって音は出るし、恥ずかしいに決まっているし、リアル息むタイミングでお腹が何度か隆起したけれど。 みんな顔色1つ変えず、8号教官の『脱糞』の合図で、接着剤で拡げられた肛門からしっかりゼリーを吐き出した。 自然便と違って途中で切れることもなく、ゼリーはそのままゆっくり落ちて、足下に戸愚呂を巻いていた。

追記:教官に礼をした後で、ゼリー状のウンチはみんなで片付けました。 1組は、汚したら自分で片付けるのが原則みたいですね。 でも、その辺は、2組はファジーな気がします。 どっちが正しいかは知りませんけど、1人4つずつ両手で抱えて砂場の隣の溝に流せば、一往復でグラウンドは綺麗になりました。 
 


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